キト滞在記

オラ！！

元気ですか～！


水曜日は　サルサの日　ってことで、お宿の仲間たちは新市街のアマゾナスって繁華街に踊りに行きました。夜の１０時までに入店すれば、無料なんだってさ。　いいね！


だけど私は、喉と鼻が風邪ひいてるみたいだから、部屋でおとなしくしてる。

これくらいだったら、ふつうに行けたねぇ　とも思うけど、

悪くすると嫌なので、休んでおこうと思ったわけです。

なんだか歳をとったなぁ・・・・・みたいな気分。ちょっと寂しいでしょ？

だけど、そのうちにきっと、華麗にサルサを踊る日が私にも訪れることでしょう。
今のところ、私はサルサを知らないでいるけどね・・・まぁいっか。



さてさて、

私はまだキトに居ります。
オタバロから戻って、１週間以上経ちます。
そして、時々、とても楽しい出来事に出会います。

例えば、

コレ！！

どうよ！　この達成感。伝わるのかしら？






 

このトンネルを這って行くの。

家族を助けに行くっていう設定らしい。

暑くて重くて、息苦しいの。マスクしてるよ。

それから、タンクが天井にひっかかるから、超腹這いだし。

すごい息切れ。

人を助けに行くっていうことは、ホントに大変なのだ。

消防士スゴイ！

わたし、初体験！消防士！！ヤッホー

宿の目の前のサンフランシスコ広場での、消防士祭りの一幕でした。

それから、久々のクラブ活動。　新市街アマゾナスにて。
                                                                                               

                   

 

 

たまには、こんなのもいいね！って感じ。社会見学なり。

そして、宿の近所、ラ　ロンダでは・・・・・

サタデーナイトは　フィバーなのであります。

カネラソっていうフルーティーな暖かいお酒が定番です。

そんなこんなで、あっという間に１週間

ってわけじゃないけど・・・

なんやかんや、楽しく過ごしています。

都会には、都会の楽しみがあるんだね。

田舎に行きたい気持ちは増しておりますが、もうしばしキャピタル　キトを満喫するのだ！！

片道切符の憂鬱

うわさには聞いていたけどね。

自分には当たりませんようにって願っていたよね。

だけどね

当たっちゃたのよ・・・・・・




９月１２日午後２時　成田空港

チェックインは２時間前にってことで、ギリギリの時間に私は成田に着いた。

カウンターには長蛇の列。

ちょっと焦る。

さぁさぁようやく私の番です。

最近は、自動チェックインっていう機械でするのね。知らなかったわ。

機械にパスポートを入れて・・・

ん？



係りの人の手伝いを待って下さいみたいな表示。

やってきたお姉さんが、カチャカチャして・・・・・

「エクアドルまで行かれるんですよね！」

はいそうです　　　

「出国のチケットは持ってますか？」

はぁ～

これでしょ！　　　って一応答えます。

「違います！エクアドルの出国です！」

あがい～

持ってないです・・・・

バスでね、南下するんですよ！ペルーとかね、バスで周るでしょう！！　ねぇ・・・・

って言っても、もうどうしようもない訳で、

やべぇ～見つかっちゃた・・・

ってうろたえる私。



「出国のチケットがないと、発券できません！」

きっぱりと言い放つお姉さん。

ちょっぴり愚図ってみる私。

だけど、本気でごねてる時間はありません。そもそも、私に勝ち目などありはしませんから。


じゃぁ、じゃぁ、どうすれば良いいわけ！？

ってことで、ちょっと向こうの発券カウンターまで小走りして、

エクアドルキトからアメリカヒューストンまでの片道チケットを買わされる破目になりましたとさ。


発券カウンターのお姉さんは、キャンセルする用のチケットを取ってあげますからね、

と言ってアレやコレや調べてくださって、いい加減時間かかりすぎだったけど、

キャンセル料とかかからないオープンにしといたから！って言って、９万円くらいするチケットをくれた。

それにしても、高いね！！　大丈夫かよ・・・・って超ドキドキ。

「あっちに着いたら、電話してキャンセルしてくださいって言えばいいからね。」

とい言われて、発券完了。



もう一度、チャックインカウンターに戻った時には、出発１時間切ってるし。

そっから出国でちょっと並んで、出発ロビーまで駆け足したけど、ぎりぎりもいいとこ。

もう、搭乗も始まっちゃってました。

父さんと母さんに行ってきます電話するのもままならないくらいで、

日本最後にと、うどんをすする　とか、東京でお世話になった友だちにありがとうを言うとか、

トイレに行くなんてこともできなかった。


てなドタバタで、成田を飛び立ったわけです。



そんで、そのチケットをキャンセルしようと、キトの新市街にあるという、コンチネンタル航空の

発券カウンターとやらに行ってきました。


ワールド　トレードセンター　ビル　の１１階。

ちゃんとツインタワーになってるわ！！

なんでキャンセルするの？とかいろいろ聞かれたけど、カタコトの英語でもなんとかキャンセルできたみたい。

お金は日本で返すから、みたいなこと言われてたけど、カードで払ってるんだから、普通にキャンセルになるでしょう？
意味わかんなかったけど、まあいっか。



無事に用事済ませて、ちょっと散歩。
新市街はさすがに首都って感じだな。

働く男がスーツ着て歩いてるし、女の人が、タバコ吸いながら歩いたりしてた。

ケンタッキーでは、ミニスカOLが注文したりしているしね。

宿の在る旧市街とはちょっと違うね。

 

 

 

またゆっくりの時に、散歩してみましょ☆

それにしても、みせかけだけのチケットをわざわざ取らなきゃならないなんて、みんなの手間だよね。

大人の決めることは、よく分かんないや。

 

 

土曜日の市場＠オタバロ

生きることは食べること

食べることは働くこと

働くことは・・・・

生きること。



寝て働いて食う

それが、人間の普遍的生活だそうだ。　



オタバロでは、土曜日に市が立つ。
朝７時を待って、動物市場の見学に向かいました。

行く道には、もうすでにたくさんの人たちが、買い物を終えて歩いていています。

こんなのは、そうでしょ！？

まさか、こブタの散歩じゃないよね。

２匹も連れて、なんだかうれしそうだよね。

さて、

市場では、ブタ、鶏、クイ（食用モルモット）、ウサギ、羊、牛、馬、犬、猫、アルパカ？リャマ？

 

 

 

 

 

 

 

いっぱい売られています。

人間もいっぱい。

動物たちは、人間に食われることを知っているみたいだ。

小さい動物は、人間の力にいとも簡単に袋に入れられます。

だけど、ブタの嫌がりようと言ったら・・・

切ないほどの悲痛な鳴き方で、四つの足を踏ん張らせています。

 

人間は、豚を、引っ張り、叩き、押し上げて、連れてく。

私は、豚をいただく。

 

 

命をいただく。　

美味しくいただく。

生きているっていうことは、みんなのおかげ。

いつもありがとう

そんなことを思う動物市場でした。

赤道

エクアドルに降り立って、そろそろ１週間。

キャピタル　キト　の旧市街、セントロ・ヒストリコに宿をとりました。

サン・フランシスコ広場を見おろす、ホテル　スクレ。

１泊４ドル。お湯シャワーもじゃんじゃん出るし、快適です。

近所を散歩したり、ボチボチ観光も始めました。

同じ宿に滞在してる、ペルー人のジュニオルさんが、どういう訳かやたら親切です。

ご飯をくれたり、スペイン語を教えてくれたりしています。

そんなこんなで、一緒に赤道へ！！



エクアドルとは、スペイン語で赤道という意味らしい。

というわけで、「明日、エクアドルに行く」と私は言い張っていたんだけど、みんなハテナ顔。

赤道のことは、　Mitad Del Mumdo と言うらしい。

ミタデルムンドと私の耳には聞こえているけど、あってるかな？



さぁさぁ　こちらが赤道です！！

と思いきや・・・・

この立派な記念碑ですが、ホントの赤道じゃないんだって！！

GPSで正式な赤道の位置が分かっちゃったんだってさ。

ここから、５分くらいかな？歩いた所にホンモノはあるんです。（200メートルほどずれてたって）


とは言え、そんな案内も一切出ておらず、ジュニオルさんに、ホントの赤道どこだ？どこだ？

って聞いても、ここだ、ここだ！って困り顔。

そこら辺に居た観光客に聞いても、これだよ！！！みたいな感じ。

公園の係りの人に聞いて、やっとこさ、ホンモノの赤道が在るってことを理解してくれたみたい。



じゃじゃーん　これが赤道！！ホンモノ！！

地球の中心！

おまけにもうもう一丁　赤道。ジュニオルさん登場。

重力かな？　赤道の上に立つと、そこに引っ張られるらしい。


言葉が不自由なもんで、

せっかくのガイドさんの説明も完璧には理解できなかったりなんだよなぁ。

間違ってたらゴメンよ。



例えば、

たまごが釘の上に立っちゃったり。（意外と、いや、かなり難しかったね）

こちらは、日時計。

地球の中心だもんで、太陽は、6時に昇り6時に沈むんだってさ。

夏至とか冬至とか・・・のことも言われてたんだと思う・・・。

1年中、完璧なんだってさ、日時計。


それから・・・

赤道の上では、水が渦巻かずに、まっすぐ落ちてくとか、

踏ん張ってても、簡単に腕を下ろされちゃったりとか、

目を閉じても、まっすぐ歩けちゃう！！　みたいな・・・・




楽しい実験で、赤道を満喫しました。



分からないことだらけだけど、周りの皆さんがよくしてくれるので、だいずハッピーしています。

ありがとー

はじまり

この度、お蔭様で　南米旅行を始められることになりました。

ありがとうございます。



今まで、

南米なんて怖くて行けないって思ってた。

お金と時間のバランスはいつも最低だったし。

言葉だって分からないし。

行きたいけど、ムリ・・・・・

って長い間思っていたんだな。


今、その旅が始まろうとしているけれど、

本当に始めて良かったのかな？と今更、気になっちゃうんだよね。

旅をしたい一心で、見失ってることがいくつもあるってことは、薄々気づいているでしょう。

話せば長くなるけどね、

私だって、人生を考えたりもするのだし。

莫大な時間とお金を、こんなにも自分の為だけに使ってしまおうって言うのも違うんじゃないかな？

とか・・・・

行かない方がいいんじゃないの？　

って思わせる理由は、そこそこ出てきちゃうよね。

うーん



それでも、なんでも。

私は、この旅を諦めることができなかったんだ。

どうにもこうにも、自分でその場所に立ってみたかった。

そこになにがあるのかなんて知れないけれど、

なにもなくったってかまわないけど、

ただ感じればいい。
っていうか・・・ね。

わたしは、南米旅行を諦められなかった。

 

とういわけで、

はりきって行くよ～

今、エクアドル　キト！

空港で朝までやり過ごしてるところです。




この旅が後悔の種になりませんように、心を込めて歩いていきたいと思います。

どうぞよろしく