12.31.2012

おしまい。

おしまい。

帰国して、ちゃちゃっとしめればよかったんだけど・・・・。



このブログ、どうしめるべきか?

締め方ってあるんだよね?

そもそもしめなきゃならんのかね?

 ってね。

なんだか面倒臭くって、しめようもないような、いつものダラダラな感じでもあったりして、 
今に至る。


2012年が行こうとしているもんだから、この機会にきっちりしめましょうということで

今日は、最後のご挨拶です。


さあ、何から話すかね・・・

本当に思いつかないんだよね。


1年間のオラオラ道中がどんなにステキな時間だったかなんて、今更繰り返さなくったっていいよね?


じゃあ、どうすっかな?



とりあえず、

出発前の東京なのだ。

渋谷。






送別会で頂いたヘッドライトが嬉しくての記念撮影だな。ハチ公の前だよ。自称鳥取観光大使の志も高く、鬼太郎Tシャツで張り切っているね。
こんなシャツを着て電車に乗るのは、ちょっぴり勇気がいることだったってことは想像できるかな?






それから、

コレなんだ!

ハートだよ!!




ゆうこりん、わざわざ送ってくれたお守りマース。手作りだかんね。

現金にカードにパスポートに・・・
大事なモンはみんなこの中に入れて歩いていたんだよ。
お守りマースが守ってくれるから大丈夫だべ、って信じていたよ。(もちろん分散させてはいたけどね。)

お陰で、こっから盗られたりしたもんは無かったよ。Gパンのポケットとか、有り得ない所からスラれたりしたことはあったけどね。

愛の塩に守られた1年だったと思います。どうもありがとう。



そして、もうひとつお守り。




出会う旅人たちは、よくお守りぶらさげていたね。トモダチの手作り感満載のフェルト製なやつとか、旅行安全とか、そういうのたくさん見た。

旅のお宿で、一緒になった日本人、私のバックパックからぶら下がってるお守りみてハテナ顔。
さっさと聞いてくれればいいのによ「なんか聞き辛くて・・・」とか言う女の子。

なんでかよ?別におかしくないでしょ!

「これは、出発前に働いてたとこでとってもお世話になってた方から頂いたものでね・・・」って説明しても、なんだかポカーんとしてたよね。

旅の間に、このお守りぶら下げてる人には会ったこと無いらしい。みんな、みんな、そう言っていたけど、ホント?

うそだーーそんなわけないっしょ。



 だいたい分かったでしょ!





でも、

大サービスの

どアップ。





そうです。

えんむすび。

旅人だって、縁結びぶら下げて歩いてる人はいるハズなんだけどなぁ。

「普通、旅のお守りって・・・・」とか言うのよねぇ。

ふつうとか知らんしな。


お陰様で、良きご縁に恵まれ続けた1年でした。

けどね、

結婚祈願は成就されずです。

悪い虫が付かなかったことが、せめてもの救いでしょうか。

本当にありがとうございます。これからも頑張ろうと思います。



余談ですが、
このリュック、55ℓ+10ℓ(蓋の調節で)レインカバー付き。まさかの1万円切り。
超安モンだけど、1年もったねぇ。壊れるの覚悟で買ったけど、なんともなかったわ。私の扱いが優しかったからかね?でも、良いリュック背負ってる人に言わせると、背負う所のクッションなどなど、イマイチな点が多いらしい。長時間、担いで歩くのはキツイかもね、とのこと。
だけど、1年もったという嬉しいお知らせでした。



はい。

そんなこんなで、多くの愛に守られた1年だったと思います。

怖い目も見なかったし、病気も怪我もなかった。

オモシロくないことも少しは起こるけれど、大したことではないね。

順調そのもの。

順調すぎて、自分の力で歩いていたような気になっちゃうね。

ははは。

みなさんのお陰で、ぐるりと一回りできました。


だれかの歩いた道を、なぞるような旅だったけど、

それは、それなりに、私の旅だったのだと思います。

自分の力でいろんな事ができるようになったもんだ、なんて気にもなっちゃうけど、

実際、ひとりでナニか出来ることなんてひとつも無いんだね・・・

ってことに気づかされる1年でした。

いつも、いつも、誰かの世話になっていておかげさまで生きていたんだね。

当たり前のことが当たり前じゃなくて、

げげぇーーマジかよ!?ってことが当たり前みたいに目の前を通り過ぎていった。

自分のことを、うざったい程に見せつけられたりもしたっけね。

毎日が特別な1日だった。





あーあ


旅が終わっちゃったんだ。


本当のことを言うと、旅を終わりたくはないんだ。まだまだ行きたいところはたくさんあるんだ。

だけど、もうホントに終わりにしたい・・・

超矛盾。しんどいなぁ。



旅は良いものだ。理由なんて要らない。旅することは諦められない。

だけど、

そろそろ、新しい勉強を始めたいんだ。


 旅することも勉強だった。私にたくさんの事を教えてくれたもの。

だから、

次の勉強に進みたい。


生きているって言うことは、そういうことなのだ。と思います。




どうもありがとう。




今更だけど、









ただいま!!!






みんなみんなありがとう。

みんなに会えてホントによかった。


おしまい。なんて言って、まとまんないわ。言いたいことが山ほどあって、終われないわ。



あふれる想いをかたちにしよう。この旅がステキな未来の種になりました。

どうもありがとう。

これからもどうぞよろしく。







      

12.01.2012

お金 のこと




2011年9月12日 日本を飛び立った。エクアドル・キトに向けて。

飛行機はコンチネンタル航空。片道で142,380円だった。ネットで探して、Free Birdって会社で買った。

片道だったもんだから、成田空港で発券してもらえなくて、超ドタバタ。

エクアドル・キトからアメリカ・ヒューストン行きのチケットを買わされ、ようやく成田を飛び発つことが許された。

キャンセル料などのかからないという正規のチケットで、10万円近くかった。

そのチケットの払い戻しを今頃やってるのだ。1年以上も放っておいて、今頃。

ちゃんと返してくれるのかちょっぴり心配だったけれど、2ヶ月以内に返金されるってさ。

よかったね。




さて、さて、



南米をぐるりと周ろうと旅立ったわたし。

期限は1年。



誰との約束でもない期限なんて、無くても良かったかも知れないけれど、ゴールがないと走れない性質なもので1年と決めた。

お金が尽きるまで、でもよさそうなもんだけど、

いつまでも旅の中に居たがって、異常に切り詰めたり、お金のかからない場所で沈没してしまったり、人様のものに手を付けたりなんかしたら大変だからね。

お金は潔く使おう、途中で尽きたら、旅はそこで終わればいいや。ということにした。




しかしながら、

1年間、南米ぐるりでどのくらいお金が必要なのかしら?



なかなか答えは見つからなかった。

会計報告なんてほとんど見つけられなかったし、どんな旅をするかによっても違ってくるからね。

だもんで、


参考までに、わたしの旅のお金のことをお話しましょう。





南米旅や、世界1周旅を終えた旅仲間に尋ねてみたり、物価を調べてみたりで、

とりあえず、現地で使う小遣いを100万円に設定。その他の準備に50万円くらい用意しました。

残念ながら、私には、貯えが少しもないものだから、この旅の為に2,3年かけて集めました。

余談ですが、宮古島のゴーヤ畑(時給650円。期間は5~6ヶ月/年。)が私の主な収入源で、お金集めるのに時間がかかり過ぎちゃったと思います。けどね、このバイトが、私は大好きだったですよ。興味のある人がおったら、畑の主を紹介するよ!他にも、タバコ、サトウキビ、マンゴー畑の仕事もあるよん。




150万円で南米一周(ギアナ3国除く)  いざ!!


【海外旅行保険】 

1年 バラ掛け  三井住友海上                                          113,210円

携行品損害は付けませんでした。私、死なないし・・・死亡も付けんでいいだろうと考えましたが、死ぬかも知らんから掛けといて、って両親に言われて、一番安いやつ掛けときましたとさ)

【飛行機】

成田→ヒューストン乗り継ぎ→キト(エクアドル)  コンチネンタル航空            142,380円

ボコタ(コロンビア)→ロスアンゼルス(乗り継ぎあり) ジェットブルー航空            29,690円

ロスアンゼルス→成田 マレーシア航空                       36,240円

(飛行機は通しで買うより、バラで買う方が安く上がりますね。マレーシア航空が、スターアライアンスの仲間から外れていましたとさ。げげぇー       帰国便は、Airtickets24.comって会社から買いましたが、手続き面倒くさすぎて、もう二度と使うか!と思いました。パスポートとクレジットカードの写真を撮って送らされたりしました。)



【滞在費】                            
                                              
                   使ったお金    1日平均    宿代平均
          
                                             
エクアドル   36日間     44,800円     1,244円    6米ドル      1米ドル≒80円


ペルー     97日間     161,230円    1,662円     21ソル     1ソル≒30円


ボリビア    40日間      70,420円    1,760円     40ボリ     1ボリ≒10円 


 チリ       28日間     99,790円    3,563円    5,857ペソ    1ペソ≒0,17円


アルゼンチン  33日間     77,440円    2,346円     40ペソ      1ペソ≒20円


ウルグアイ   2日間      26,160円   13,080円   16,5米ドル      1米ドル≒80円


パラグアイ   19日間     31,330円    1,648円   58,750グアラニー         1G≒0.02円               (ペンション園田 7米ドル)    

アルゼンチン
(イグアスの滝) 1泊2日    6,140円              40ペソ


ブラジル    77日間     163,320円    2,121円   26,25へアイス           1レアル≒40円



ベネズエラ   17日間     68,400円    4,023円   72,5ボリ-バル          1B≒9円
        



コロンビア   11日間    38,830 円     3,530円   21,060ペソ                  1ペソ≒0,047円


アメリカ     4日間     8,000円     2000円    22,80ドル      1ドル≒80円


(観光しない日が多いと、1日平均は安くなりますね。短期間で観光、観光したベネズエラなんかは、物価の割りに高くなっていると思います。物価の高いブラジルがこんな感じなのは、20日間ほど滞在した、弓場農場で1円も使わなかったからでしょう。)





というわけで、

 
 
現地で自分の財布から出したお金が    795,860円

                           

旅立つのに最低限必要だったお金       321,520円


合わせて                     1,117,380円 なり



おっと!忘れてた。

予防接種があったね。

私は、黄熱病だけ打つことにした。ブラジルやボリビアはイエローカードが必要だと思っていたんだよね。

神戸の検疫所で1万ちょいだったなぁ。収入印紙で払ったんだ。

予防接種は、キトとか、リマとか、大きな都市では無料で打てるって調べていたんだけど、

黄熱病は、稀に副作用で熱出して、寝込むことがあるって書いてあったもんだから、日本で打っておくことにしたんだ。そのほうが安心だからね。

ブラジル入るのに必要だと思って打って行ったけど、ビザの申請の時も、入国の時も、イエローカード見せてって言われなかったなぁ。本当に、南米だけ旅行でも、黄熱病が必要だったのかどうか、定かじゃないね。


その他にも、破傷風とA型肝炎も打っといた方がいいかなぁー、狂犬病はどうしよう?なんて心配をしたんだけど、結局打たなかった。

日本でいろいろ注射していくと、5万や10万すぐいっちゃうし、何ヶ月後にとか、何回目とか、ややこしいし、時間的にも余裕ないしで打たないことにしたんだ。

じゃぁ、キトかリマで無料で打ってもらおっかなぁ~なんて考えてもいたけど、結局、注射なんか

したくないわってことで病院に足が向かなかったんだよね。

キトの旅のお宿の近所に、赤十字だかなんだかの無料予防注射やってる病院あったんだけどね。気が無いことはしやしません。


余談ですが、

神戸検疫所に注射を打ちにいった帰りにプラプラしてて、ヤマダ電機に入ったんですよ・・・
旅に持っていく小さいパソコンが欲しいなぁって探してて。
「FRONTIER」
ご存知ですか?パソコンのメーカーなんだけど、ヤマダ電機の子会社で99%ヤマダ電機でしか売られていないというパソコンです。お陰で、激安パソコンを手に入れることができました。展示品しかないとかで、マケテくれて、2万円切り。いくらだったっけなぁ?
でも、確認したら新品有りました~ってお値段そのままで売ってもらいましたとさ。激安だからといって何の問題もないよ。。
FRONTIERオススメです。



という訳で、プラス3万円ほどになります。






私の旅は、どちらかというと質素倹約型だと思います。

ガマンしてるつもりはないけど、少しケチ臭いと思うことはありました。

それから、正直に言うと、貧乏が為に行けない島が3つありました。

南極大陸。
クルーズに参加となると、最安値で30万円ほどとのこと。(コレは催行時期があるからね いつでも行けるわけでないのだ)

エクアドルのガラパゴスに行くなら10万円は必要であり、

イースター島にも行こうとするならば、あと5万~10万円用意すると安心でしょう。

せっかくの南米旅行。メジャーな島々も満喫しようと思えば、あと50万円くらいはみとかないとね、ということでした。

どうもありがとう。








      

9.11.2012

おまけ@L.A




22歳。それはもうピッチぴちでどうしようもなく青い季節だった。

私たちは、デズニーーランドとユニバーサルスタジオで遊んで、メルローズ通りを1日かけて歩きまわり、買い物に夢中になった。

中3の時同じクラスだったキシモンさんと一緒に、中3日のストップオーバーでオノボリさん観光したロス アンゼルスの町。


あれから13年・・・


南米旅行を終えて日本へ帰る飛行機は、ロス アンゼルス乗り継ぎ。(1番安かったんだよね)

懐かしい想い出と、1年間の南米旅行の感慨と共に、あの時と同じ道を歩いてみた。




あの時泊まったホテル。


チャイニーズシアターのすぐ近くだったんだ。

チャイニーズシアター



 
 あの時、ご飯を食べたチャイニーズレストランがまだあった。そのままだねぇ。



記憶もおぼろげだし、なにもかもが同じじゃないのだけれど、やっぱり懐かしかった。








































こんな風に、気ままに旅するのはコレで最後にしたい。

本気でそう思った。


この1年間 ・・・・


う~ん

言葉が出んわ。




これから、ニッポンに飛びます。

今夜は、東京の空の下。



どうもありがとう。




9.08.2012

いよいよなのだ。南米大陸サヨウナラ。



いよいよなのだ。



朝、6時半に目覚ましをセットした。

飛行機に乗り遅れるなんてことが起こっては気絶してしまいそうなので、初めて、携帯電話をひっぱりだしてセットしてみた。

私のスゴイところを自慢させていただきましょう。

目覚ましが起こす3分前に目を覚ましたのだよ!!

すごくちゃんとしてる。よくできすぎている。




寝坊したとして、大急ぎでタクシー乗って駆けつけたならば、9時に出て間に合うところだけど、

私は、私らしく、最後まで貧乏気取りでバスに乗って行くのだ。

7時に宿を出た。

空港行きのバスが通る道は、ちゃんと調べてある。


げげぇー

超満員じゃないか・・・・荷物が無くても乗れる気がしない。

2本見送ったけど・・・これ以上待っても期待できない。飛行機に間に合わなくなってしまうよ。

大丈夫、いざという時の為のタクシー代もちゃんと持っているのだ。

でも、

私は、私らしく、貧乏気取りで、バスを探す。

空港へ続く一本道の大通りまで歩けば、別のバスが来るに違いない。

バックパックが肩に食い込む。

トボトボ歩く。

なんちゃらリマっていう大通りまで辿り着いた。目的の大通りは、まだまだ先だ・・・

信号待ちのとき、地図を広げて確認していると、ポリスが「オラ!」って。どこ行くの?ホテル?って声かけてきた。

町中のいたる所に、彼らは居る。

「空港へ行きたいのだけど、どこでバスに乗れるだろうか?」と尋ねると

「ここで乗れるよ」 ときた!!

やっほー 助かった。

「黄色いバスが来るからね、来たら教えてあげるからね」 って優しいおにいさんだ。

ふむふむ。黄色ね。

って眺めていたら、黒色のバスが空港行きって表示で停まっているではないか!!

ガラガラのそのバスに乗って悠々と空港を目指す。


なにもかもが順調である。予定通り。

9時に空港に着いた。

エルドラド空港。




こじんまりした空港である。首都の国際空港にしては。


飛行機は、ジェット ブルー。


いよいよなのだ。

いよいよなのだ。





預け荷物の限度は25kgだった。
私のバックパックは23kg。なるほど重いわけだ。大分増えておるわ。コーヒーやお茶だけでも3、4Kgは買っておるだろう。ハンモックも大事に持ってカエルのだし。
出発の時は、15kgに足りなかったからね。8キロほど増えてることになる。お土産は2回送っている(あわせて10キロくらい)のだから、私もかなり買い物してるね。

ははは。

意味もなく笑ってみたりして、なんだか落ち着かないのだ。



いよいよなのだ。

いよいよなのだ。


チェック イン。

 アメリカのESTAの番号も聞かれた。ちゃんとメモってあるわい。

見せてあげる。

アメリカ出国のチケットは?と聞かれる。

もちろんあるのだ!ニッポンに帰るのだよ!! 私は、ドヤ顔で見せてあげる。ちゃんと印刷もしてある。完璧なのだ。

にこやかに事は運ばれる。実にスムーズである。



サヨウナラ。南米大陸サヨウナラ。



いよいよなのだ。

いよいよなのだ。



寂しいのだ。

これで終わりは、いつも寂しい。

なんだって、どうしたって寂しいのだ。



飛行機はジェットブルー。



アメリカの FT LAUDERDALE って空港で乗り継ぎがある。フロリダらしい。聞いたことも無く、読み方も分からん。 

そこでアメリカ入国。 イミグレがありえない程混んでんでおったわ。1時間以上待ったでしょ。

乗り継ぎあるのに、心配だなぁ。2時間あったハズだから、まぁ大丈夫か。

って・・・超ギリギリだったわ。時差あるの忘れとったわーー。

びっくりしたー。


搭乗が6:08pmってなってるのに、5時半過ぎにようやく入国だったんだよ。

焦るわ。

預け荷物は、最終到着地のL.Aでって言われてたのだけど、ターンテーブルで寂しく流されてる私のバックパックを見てしまった・・・

「ねぇ、ねぇ・・・これ、ロスまで運んでくれるんだよね・・・・」係りのおねえさんに聞いてみた。

なに言ってるか?よく分からんわ。英語しゃべっているのだね!!


時間もなくて、大慌てで、ゆっくり話してる余裕も無いのだ。
かと言って、ここで見捨てて行って、私の荷物が置き去りにされていたらかわいそうなので、一緒に連れて行ってやることにした。

カートに乗っけて急ぎ足で、乗り継ぎ便を探す。

げげぇーー見つからんわ。ナイナイナイ。ドンデ?!

インフォメーションのおじさんに聞いてみる。一緒に探してみるけど、やっぱナイねぇって。

時間は、刻々と迫っておる。私をおいて行ったりしないよね・・・

時間が無いよ~っておじさんに半泣きで訴える。おじさんは、大丈夫だよってニコニコしておるけれど・・・

ジェットブルーのロスアンゼルス行きねぇ・・・

別のターミナルだった。

ここをでて、道なりにあのカーブをまっすぐ行くとあるからね。って。

私は走った。カートをガタゴトいわせて、大急ぎだ。

2階に上がって、ジェットブルーのカウンターに荷物を預けて、走って、走って。


アメリカの搭乗の身体検査って超厄介だよね。

私なんてサンダル履きなのに、靴脱いであの機械通さなきゃならなかったし。

ジャンパーとか全部脱いで、Tシャツになって、ここで万歳しとけ 言われるし。

どうせ透け透けなんでしょ?どんだけ見えてんだよ?

感じ悪い~。



時間ないんだからね。急いでおくれよ。

げげぇー荷物がひっかかっておるわ・・・ナニゴトですか?げげぇーもう6時になっとるわ。


荷物を広げて、水がダメです。と言う事でペットボトルを没収。

はい。もういいでしょ・・・

って、もう1回機械を通すのかい?

そしたら今度は、パソコン取り出してチェックし始めた。なんで、1回でしないかな?

ナニしてるか知らんけど、紙で撫で回してOKだって。

まったくよう分からんけどね、こうやって空の旅の安全が守られているのなら、ありがたいことです。

大キライいだけどね。どうもありがとう。

6:10pm なんとか間に合ったわ。ちょうど搭乗開始だった。

なんだかんだいって間に合うんだね。私の人生を暗示しているに違いない。

間に合うのだ! なにもかも間に合うのだ!


飛行機は、ジェットブルー。


 小さい飛行機だけど、みんなの席にテレビがついてるよ。

視聴は無料だけどヘッドホン持参じゃなきゃ、2ドルでヘッドホンを借りなければならない。

ダイレクトTVが入っいて、映画やニュースやアニメや盛りだくさん。

ご飯は付かないけれど、スナックくれるよん。

ボゴタ発の便は、ジュースもおやつも2つずつくれたよん。



そういえば、コロンビアはダンキン ドーナツだらけだったな。ボゴタの町でもあちこちで見かけました。





ボゴタのお宿を出て、16~7時間でロス アンゼルスのお宿に到着しました。


南米大陸サヨウナラ。

どうもありがとう。







追伸

9月11日 ニッポンに帰ります。成田着です。
というわけで、
9月14日金曜日。私は東京の町に繰り出します。

場所は京王代田橋駅。
沖縄タウン、めんそーれ大都市場内 てぃんさぐぬ花です。
...
営業時間は 17:00~24:00。

「私、きっと行くわ!」という方連絡下さい。(できたら、携帯電話か、ホットメールか、FBに下さい。)
 「まぁ、そん時にならんと分からんなぁ」という方、気が向いたら来て下さい。
あなたに会いたい。一緒に飲みましょう!!

友だちのトモダチも、お誘い合わせのうえお越し下さい。
どうぞよろしく。

ロス アンゼルスより愛を込めて



9.07.2012

ボゴタ!!



南米最後の都市 ボゴタ。コロンビアの首都であります。

旅のお宿はコチラ!






chocolate hostel

住所  carrera 4 ♯13-18     (calle14と13の間) セントロ。

1泊 ドミ 18,000ペソ(10%割引有り 1泊16,200ぺソ)

キッチン、WIFIフリー シャワー弱い、寒い。

朝、軽食付。


共有スペースもゆったり。



ドミは3段ベッド。

朝は、ホンの気持ちです・・・。



コレが南米最後のお宿。




ボゴタには3泊した。

これで最後だ・・・と思うと気もそぞろである。

最後だからとて、特別な催しも考えておらず、なんとなくの1日を過ごす。



1日目はクタクタで、ほとんど寝てた。怒涛の移動の疲れが溜まっている感じがする。

そんで、最近、お腹が空かない病におかされているのだ。

空かないわけじゃないのだ・・・お腹空いてる感はあるけど、食欲がないのだ。

もしかして、噂に聞いた胸焼けってやつが起こっているのかも知れないな。こんなことは起こったこともナイので戸惑うばかりだ。

かれこれ10日は経つだろう・・・食いしん坊が泣いているよ。

なにか食べなきゃと思って、夕方、散歩がてら食べ物を探しに出かけた。そして、揚げた芋を食べた。俗に言うフレンチ フライってやつだ。胸焼けしてる人が食べるモノじゃないのかもしれないね。

今まで内緒にしてたけど・・・コロンビアのご飯、美味しくないのだよ。

ご飯がね、異常にしょっぱいのだ。おにぎりも嫌いになりそうなくらいしょっぱくて、しょっぱくて、うんざりなんだよ・・・

炊き加減も最悪だし・・・
たまたまかも知れないけどよ、別々の所で食べてるのに3回、4回・・・って続くと、もう怒っていいでしょ? 私が炊いてやる!ってしゃしゃり出たい気持ちも分かってくれるでしょ?


だから、

揚げた芋を食べたのだよ。 やっぱり、気持ち悪かったですけどね。

はい。


ボゴタのセントロの町並みも思いの外カワイイ。明日は映画を見に行こう!!と決めて、早くに眠りました。




2日目。

映画に行こうと思いつつ、午前中をのんびり過ごす。カフェでカフェ~を飲みましょ!って行ってみたら、12時オープンとのこと。

映画はやめた。町をテクテク歩くに変更。



最後のカテドラル



そして、広場。


 
鳩がいっぱい。

鳩だけじゃなくて、



最後にリャマに会えた。懐かしいよ。

 
 
テクテク歩く、最後のセントロの町並みはこんな感じ・・・・
 








 ね、カワイイでしょ!



そんで、コロンビアを代表する画家 ボテロさんの美術館へ。



大変賑わっております。

なにって、このムセオ、ただなんですよ!!無料ってことだよ。ステキでしょ!!



しかも!!

写真も撮り放題なのだ!!



なんとも気前のいい。こういう人好きです。(どうでもいいね。)

どうでもいい ついでに・・・私の好きだった作品も紹介します。



名前は分かりません。
 
 
ボテロさんの作品は、みんなぷくぷくなのだ。

一度見たら、あっ、ボテロだ!!って分かるね。私は、南米に来て初めて知りました。
かの有名なモナリザも、太っちょでかわいい。


ボテロとセットだったので、銀行の博物館も一通り見ておきました。




記念硬貨、私持ってるやつだ!!カエルの絵の500ペソ玉。


お金の歴史や、種類や、盛りだくさんでしたが、あんまり興味はわきませんねぇ。

お庭がステキなところが良かったです。



 そうこうしているうちに、午後もいい時間に。

カフェに行きましょ。


電車のカフェです。



 昼間より、夜の方が賑わっているね。夜はろうそくが揺れて殊更ロマンチックであります。

私はもうこれ以上、ロマンチックする必要もないので、昼の部でコーヒーとブラウニーを頂きました。

それは、それなりに、ロマンチックです。




後は、また町をプラプラ・・・・・


なんだか 物々しいのだ・・毒ガスマスクをぶら下げておる。

私は、こんな所を歩いていて大丈夫なのだろうか。

山ほどポリス・・・



そして、向こうから

平和の旗を振る訳の分からん2,3人の男たち・・・



コレは何かの祭りか?と思うような和やかなデモだ。太鼓を打ち鳴らし、王様みたいな格好をしたおじさんが旗を振り振り歩いていくる。


行進が来た道をさかのぼって行くと、ポリスが休憩してた。

たくさんの色をぶつけられた後だった。



「どうしたの?」道端でモノ売るおばちゃんに聞いてみる。

聞いても分からないくせに、一応聞いてみるのだ。

案の定、分からんわ。だだ「問題ない」 ということだけが分かりました。

なによりです。





町をプラプラするのは楽しいです。

ソレもコレも、あと1日なのだ。

ボゴタ3日目。

1日遊べる最後の日。

朝から映画を見るぞ!と意気込んでショッピングモールへ向かう。さすが首都なだけあって、ショッピングモールはたくさんあるのだ。

セントロから行きやすそうなユニセントロってモールを目指す。バスで1時間もかかってしまった・・・意外と遠いのね。
 
 
モールは驚くほどファッショナブルで洗練されておる。
 
コロンビアを甘く見てはいけない。超お洒落である。
 
 
入り口を入ると、銀行が3,4軒並んでいる。すごい人だ。車まで売っておるし、ここに買い物来る人たちの金持ちっプリは、はかり知れない。
 
名だたるブランド品。私に買えそうなものは、見当たらないのだ。寿司バーもあったぞい!!とっても美味しそうだ。
 
 
けどね、なにしにここまで来たかって言うと、映画だったんだな。
 
旅仲間のチカちゃんと別れる時
 
「コロンビアは、3Dがヤバイから!是非見てみてね!!って聞いたんだよねぇ~」
 
って教えてもらったのだ。せっかく頂いた情報なので、私も是非、3Dを見ておきたいとおもったのです。
 
実は、わたし、3D未経験なのですよ・・・なので、なにがどうヤバイとかいう前に、3D自体にピンときておらんのです。
 
 
 
そんな私のロスト3Dは、ボゴタで!!心に残るすてきな体験になることでしょう!!!
 
 
だけどよ・・・
 
 
 
 
映画館が閉まっておったのです。
 
モールのインフォメーションのおねえさんに尋ねたところ、12時になったらオープンだということだったので、待ちました。
 
1時過ぎまで・・・。
 
「なんで1時になってるのに開かんのですか?」 もう1度尋ねに行ったのですが、
 
おねえさんは「そんなん知らんわ!」と、人をバカにしたような態度でいうのです。
 
コレがコロンビアなのだ。日本のご丁寧過ぎる対応が懐かしまれます。
 
カチン、カチンきて、モールを後にしました。
 
モールは山ほどあるのだ!!
 
帰り道の、アベニーダ チリへ。
 
 
 
コチラも素敵なモールでしょ!
 
映画館もやっておるわ!! うっしっし。
 
 
けどね、
 
なんでかね?
 
3Dの映画・・・
 
やってないわぁー 
 
あーあ。
 
モウいいわ。やるだけのことはやったのですから。
 
3Dはおあずけです。
 
宿のあるセントロまで、テクテク歩いて帰りました。
 
 
途中思い出して、コロンビア名物 アロマティカ を頂きました。
 
思い出して良かった~ コーヒーに並んでよく飲まれるらしいのだ。
 
じゃん!



コレがアロマティカであります。

フルーツテーです。コチラは、イチゴやモモや、なんとかベリー ベリーが入ったやつでした。

ミントのようで、ミントでないっぽい葉っぱを浮かせて、サッパリ感を醸しだしております。


クルクルっとかき混ぜて頂きましょう。

 
砂糖が入っているのだね・・・甘いです。更に砂糖をつけてくれてるけど・・・甘いです。
 
 
 
コレが最初で最後のアロマティカ。
 
とってもステキでした。 
 
 
 
これでもう、コロンビアに思い残すこともないのだ。
 
明日の朝、起きたら、空港へ向かうのだ。
 
 
あっ、
 
ご飯。
 
コロンビアのご飯の思い出が、しょっぱいままだ・・・・
 
最後の晩餐は、高級店にでも入って満足させていただきましょうか?!
 
なんてね。
 
 
だけど、
 
ちゃんとしたものを食べよう!安食堂過ぎない所で。
 
という訳で、選ばれたお店がコチラ!!


名前は知らない。


コロンビアの魂スープ サンコーチョ(ベネズエラにもあったけどね)を!!


ご飯もしょっぱ過ぎない!芯もない!上手に炊けるんじゃん!!

ヤッホー


 



 鶏肉と、とうもろこしと、ジャガイモとユカイモとバナナ。パクチー香る、これまた上等なスープです。

大変美味しゅうございました。



おやじも良い顔しとる。

コロンビアご飯は、美味しいよ!!

 
 
 
 
こうして、南米旅行最後の夜が更けていきます。
 
これで最後だ、と意識しながら更けていきます。
 
寂しいんだか、嬉しいんだか、ほっとしてんだか、名残惜しいんだか・・・
 
想いはそう簡単じゃないんだよねぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
どうもありがとう。