8.12.2012

ベネズエラ IN!


「2007年の殺人事件は、カラカス首都区で2、710件・・・発生率は、東京の100.4倍ときわめて高い。」

私の持っている、ちょっと古い「歩き方」にはこのように書いてあった。


しかし、本当に恐ろしいことは、警察が腐っていることだという話。

バスに乗っていると検問の嵐で、その度にお金を巻き上げられ、何百ドルも失った人がいるとか、、パンツ1丁にさせられて、とか、、、そんな話ばっかり聞かされていたんだ。

ホントに、ぞっとしたよ。

ベネズエラ、ハンパないよ。そんな怖い国には行かんでもいいわ。おっかなくて行けれんわい。

旅が始まった頃には、そう思っていたんだ。。


だけど、

旅することに少しばかり慣れたもんで、恐怖心より好奇心が優勢になってしまって、

やっぱ、ベネズエラも行きたいわ・・・・と思ってしまう。


「運次第」という先人たちの言葉に全てをかけて、ナニゴトもありませんように、と願いながら、

ロライマ山とエンジェルフォールだけは見に行こうと決めた。

カラカスなんかには近づかんもんね。

なんぼなんでも、命まではとられんでしょ・・・・

たくさんの人がベネズエラも旅してるんだから・・・

私だって、大丈夫でしょ・・・・




考えたってしようがないもんね。

ってことで、


わたしは今、ベネズエラに居る。




マナウスから、18時発の夜行バスで、ボア・ビスタへ。

朝の6時半頃に着いた。

そのまま乗り継ぎ。

7時のバスに乗って、国境の町パカライマまで。(7時のバスに乗り遅れても、タクシーで行けるから心配ないのだ。バス代20レアル。タクシー代25レアル)

パカライマ到着。バスを降りたら、待ちうけている闇両替え屋さんに両替えしてもらう。

1ブラジルレアルが4.8ボリバル・フエルテになった。

因みに。ベネズエラの公定レートだと、1レアルが2.2ボリバルだった。つまり、ATMで引き出したり、クレジットカードをきったりしては、絶対にいけないということだ。

いけないというか、大損こくってことだね。


さて、ベネズエラに入国すべくイミグレを目指す。

ここをまっすぐ歩いていくとある。と聞いて、まっすぐ歩いた。

5分くらい歩いた気がする・・・あった!

けどね・・・

ここのイミグレ、連邦警察、なにやってんだよ?

ふざけんなよーって毒づいちゃうよね。

開いてる時間は、

9:00~10:00    13:30~14:30    17:00~18:00 の間だけだって言うんだよ。

人、居るんだったら、ハンコひとつ押してくれてもいいじゃないか!!

でも、待つしかないのだ。

私は、3時間くらい待つ羽目になった。 タイミング悪かったな。

突然、雨が土砂降ったりしたもんだから、イミグレの前でおとなしく座っていたら、まさかの!!





日本男子現る。



おしゃべりしてたら、楽しく時が過ぎていったわ。

はんこひとつ押してもらって、ベネズエラへ向かって歩く。結構遠い。






国境を越える。

そんで、また・・・

ベネズエラのイミグレも閉まっておるわ。

どのくらい待たされたのか?時計も見ないから分からないけど、随分長い間待っていたような気がする。

どこに行くの?職業はなに?と聞いて、あっさりハンコをおしてくれた。

「良い旅を!!」と笑顔で見送られ、悪名高きベネズエラ、意外と感じが良い。

このイミグレからサンタ・エレナ って町までは、タクシーを拾った。


おばちゃんドライバーは「いくら払う?」と聞いてきよった。

知らないよそんなの・・・調べてないし・・・・相場が分からんのにヘタなことは言えない。

そしたら、おばちゃん50って言ってきた。450円くらいだ。2人だから、ひとり220円くらいの計算になるね。

安いと思って乗りました。まだ、ブラジル感覚だからね!!


実際いくらなのか、未だに分からんのだけど。

ベネズエラは石油が出るから、ガソリンは水より安いとかて、聞いてるからね。
タクシー50ボリバル・フェルテもするもんか?!って思うけど、安いんだからまあいっか です。

20キロくらいだという町まで、15分程で到着。

宿の前で降ろしてもらう。

旅のお宿はコチラ!!



posada/hotel Michelle

住所 Calle Urdaneta

ツイン 120ボリバル およそ1080円。シェアしたので、ひとり540円なり。因みにシングル80ボリバル。



町は静かで、観光客の姿も目立たない。


朝7時過ぎの模様

ツーリスティックな感じのお店など無いけど、


イカした店は、いくつかあった。





仲間がいるから、ご飯も美味いよ。




そんで、

今日、これから、ロライマ山のトレッキングツアーに行って参ります。

5泊6日のアドベンチャー

Let`s     わくわくなのだ!!

8.10.2012

マナウス☆アマゾナス


体中にまとわりつく湿っぽい熱。深い不快。

昼間はまだ良いとしよう。太陽の下を歩いているのだから。

だけど、夜がこんなにもムンムンだとはね、知らなかったんだよ。

ペルーのイキトスはもっと過ごしやすかったのにな・・・なんてね。



アンデスの山々で、あるいはパタゴニアで、あんなにも焦がれた夏の日が、こんなにも辛いものだったとは・・・。

ふぁ~ たまらんですよ。


夏でも白湯を啜っていたこの私が、缶ジュースを買ってグビグビと、歩きながらあっという間に飲み干してしまうのです。

1日に2本までと決めて、やっているのですよ。

高校生になった時にやめた、炭酸のジュースにまで手を出す始末で・・・

なんだかサッパリさせたい願望。せめて口の中だけでも爽快感を味わいたいのです。


はい。


とりあえず旅のお宿


コチラ!!



Manaus Hostel

住所 Rua Costa Azevedo 63 -Centro

ドミ 1泊 20レアル。(扇風機) 

キッチンフリー。WIFI 1日5レアル。ささやかな朝食付き。

エアコンの部屋は30レアル。


扇風機まわして寝ようとすると、汗だくです・・・・べたべた気持ち悪い。夜にこんなに汗かくなんて、どんだけ暑いんだよ!!

因みに、最も乾燥する8月、9月ですら、湿度は75%以上だって。歩き方に書いてありました。


ホント、むんむんだな。いつも頭が湿っているよ。



まぁ、暑い暑いと言っていても、しようがないね。せっかくだから観光しましょう。

せっかくのアマゾンだけど、ジャングルへ行ったりはしません。イキトスで満喫したので、もういいわ。ということです。

てな訳で、町歩き。

久しぶりに、テクテクひたすら歩く をしました。



マナウス、なんかいいねぇ。

ブラジルな感じがしない。なんだろう・・・東南アジア?アマゾンらしさなのか?よく分からんけど、

とにかく気に入っています。





お宿の近くには、アマゾナス劇場。

こちらも、ベレンと同じく、19世紀後半のゴムブームで、お金持ちになったヨーロッパの移住者たちが造った劇場。

全ての建築材をヨーロッパから取り寄せたという気合の入りようです。ジャングルの中に、ヨーロッパと同じ暮らしを!!っていう願望の象徴だね。

今も現役で、コンサートなどが催されているらしいよ。

でも、この町は、ヨーロッパな感じは、まぁ~しないよね。




海みたいなでっかい河沿いに行くと、市場がある。























道で売っていたり、大きな建物の中だったりといろいろだけど、久しぶりに混沌とした人の群れの中を歩く。

活気もあってワクワクする。





魚、魚、魚。   川魚なんだよね。  コイツなまずか?




大きな倉庫みたいな市場に入ってみる。

肉コーナーがあり




その奥は、魚、魚、魚。





久しぶりに大量の魚見て、上がるテンション。
この1年、魚食べる機会なんてほとんどなかったもんなぁ・・・   私の体、大丈夫だろか?

食べたいな~さかな。



はいどうぞ!!



市場の脇には、安食堂がいっぱいだよん。


じゃーん。

タンパキ。 魚の名前だよね? タンパキ、タンパキ、言ってたからよ。



ご飯とフェジョン(豆の煮込み)が付いて、10レアル。およそ400円なり。






うーん 美味い!?

淡白ですねぇ。川の魚な感じ。塩ふったり、なにしたりって全然されてないから、素材の味です。

ホント、淡白ですわ。


アマゾナス州には、アマゾナス料理が沢山あるのだ!!それも、このマナウスが気に入った理由のひとつだね。

楽しみにしていたのが、「タカカー」ってやつ。


干しエビの入った塩辛いスープらしい。

屋台で食べられる人気料理なのだ!!




ん?


なんだこりゃ・・・

塩辛いってか、酸味も強いね。トマトか?でも、トマトなんて見えないし・・・。

なんなんでしょう・・・   好きでないわ。

この味、好きでないわ・・・わたし。




見た目美味しそうでしょ!!エビ入ってるし!!やっほーって思ったけど、このエビがしょっぱいのなんのって、味濃すぎるわ。

しかも、この串一本で食べるというスタイル。なかなかでしょ!

そんで、食べると舌がしびれるというジャンプーの葉が入っているのがタカカーのお決まりで、

なるほど、ホントに痺れとるわ。私の舌、しびれてますよ。

なんなんだ?こんな葉っぱ食べて大丈夫なのか?味は特に印象に残らないくらい食感が衝撃的だったんだな。

そんで、更に気になっていたのが、スープのドロ~リ感。卵白みたいなのが混じっているのですよ。

なんだ?なんだ? このどろ~りは?白身でなければ、いったいなんなんだ?

まったくもって、謎の食べ物でした。期待を裏切らない、不思議なアマゾン料理。

2回目食べる気がしないのが残念だけど、満喫しました。

「歩き方」を見たら、マンジョーカの絞り汁で作られるトゥクピーとでていました。

あのどろーりは、それなのかも知れません。それにしても謎です。





それから、それから・・・



こちら、アサイー。




上にのってる白いのは、タピオカ。カリカリだよ。

アサイーは、ずっとよく見かけてたんだよね。でも高級だった。

ここへ来てようやく少し安くなったけど、やっぱり高級には違いない。

ヤシ科の植物で、ビタミン、必須アミノ酸が豊富に含まれているらしい。更には、ポリフェノールがワインの30倍もあるとのことで、奇跡のフルーツなのだそうだ。

味はほとんどしないから、大量の砂糖を投入して、美味しくして出てくる。砂糖なしだったら、薬みたいな感じがするな。

リオ辺りでは、スムージーみたいにキンキンで美味しくしてあるのが出てきていたけど、コチラでは、素材の味のまま出てきて、砂糖はご自由にどうぞ、って店が多い。そんで、あんまり冷えても
いないのだ。

それでも、少し安くなったし、体に良い って言うか、若返りだって聞いたもんだから、せっせと飲んでいるんだよ。


そんなアサイーと肩を並べる健康ドリンク、

ガラナ!


炭酸の缶ジュースもあって、気軽にガラナしてたけど、アマゾナスは産地ということで自然のものが頂けます。

カフェインがコーヒーの5倍なんだって。アマゾンの先住民には、長寿の薬と信じられてきたのだそうだ。

疲労回復とコレステロールの低下などは、科学的にもその効果が証明されたそうだよ。

スゴイ、スゴイ。アマゾナス居ったら、元気になって若返りそうじゃないですか!!




ガラナはアサイーの半額くらい。安いのだ。(アサイー4レアル(160円)、ガラナ2レアル。)



道端のスタンドで、気軽に飲めるわ。

豆乳ココアみたいな味してて、美味しいよ。粉粉してて、ガラナが入ってる感じも良いね。

コレも砂糖を沢山入れているの?って聞いたら、シロップだよ、って教えてくれた。

シロップ?なんのシロップよ?砂糖と同じじゃないの?って思っていたら、ガラナのシロップだと言って、ペットボトルに入った市販されてるみたいなシロップを見せてくれた。

市場には、ホンモノのガラナも売っていたよ!!


大豆くらいの大きさ。


市場でガラナの粉を購入しました。



こんなジャングルみたいなお店もあったよ。

葉っぱだらけ。ノニやアロエもぶら下がっているね。

市場はプラプラしているだけでオモシロいな。



あとは、インディオ博物館と、ショッピングモールに行ってみた。

NHKのドキュメンタリで見た、ヤノマミ族の展示もあるって書いてあったから、おっ!と思って行ってみたんだけど・・・・・コレは空振りかな。

ヤノマミ族の博物館じゃないからね。まーいっか。




テクテク歩く。

坂が多いんだなぁ。

坂の谷間には、貧しい人の家が密集してたりもしてたけど、そんなに嫌な感じはしない。

昼間なら気にせず歩ける感じだけど、なんだかんだピリっとするね。

人通りもあるし、車もいっぱい走っているから大丈夫そうだけど、さすがに、その道ではカメラ出さなかったわ。スタスタスタって通り過ぎました。

そしたらまた、普通の家が出てくるんだよね。なんか不思議な感じです。ぼろい家だけど、スラムってわけじゃないのかもしれないね。 ホントに行っちゃいけないスラムとの境界がよく分かりません。



ひたすら歩いていると、発見した!!

本当は、アマゾナス ショッピング ってモールを目指していたのだけど、コレでいいや。


この辺りには、ショッピングモールが、何軒もあるみたいだ。大きくてキレイで、オシャレだ。

この、マナウス プラザは、イマイチ洗練されていない感じだったけどね。

スーパーが入っていたので、覗いてみました。スーパーが入っている時点で、なんか違うんだよね。

でも、私は、スーパーの方がオモシロいからよ。 特に買うモノもないけど、一通り見てまわります。

南米のスーパーって、電化製品やら、衣類やら、おもちゃやら、いろんなモノ売ってる店が多いんだよね。

そんで、南米のスーパーでよく見る光景が、コレだ・・・・





支払いを済ます前に、食べちゃうやつ。これは、問題じゃないんだね!!

飲み終わったパックのジュースで、ピっってしてたりするからよ。

飲みましたけど!!って正直に出せばいいって事なんだね。  なんだかなぁ。




完全に、コーラ飲んでスナック食べとるわ・・・ってズームにしてたら、写真撮ってるのがバレてしもうたわ。

写真だめだよ って注意されちゃいました。レジのお姉さんは、なんでそんなん写真撮ってたん?って爆笑してるし。

私から見たら、精算前の飲食がオモシロいだけど、ブラジル人から見たらそんなのを写真に撮ってるのが意味不明で滑稽なんだね。




ははは。

ブラジルオモシロかったなぁ。





今日の夜行バスで、ベネズエラに向けて出発しよう・・・・

マナウスには、3泊した。


本当は、少し急いでる気分なんだけど、ブラジル最後と思うと、なんだか名残惜しくてね。

マナウスもオモシロかったし。






9月11日の夜に成田着の飛行機をとったんだ。

もうすぐニッポンに帰る。




どうもありがとう。






追伸  

ホットメールが送信できなくなってる。受信はOKでメールも見れるんだけどね。返信できない。パソコンの具合が悪いみたいだよ、どうしよう・・・

宿のパソコンとかあるときにメールします。どうぞよろしく。



     




8.08.2012

アマゾン河をいく・・・

もう、船の旅なんてないって思っていたんだ。

まさか、マナウスが陸の孤島だったとは、知らなかったんだから。

そのことを知った時は、げげぇーって思ったよ。まじか・・・うーん。ってね。



まぁーいいでしょう。



船の旅・・・

私、好きだから!! なにが好きか?って聞かれたら困っちゃうけど。

悠悠として、いいでしょ。




さて、この度はベレンからマナウスへ6泊7日。中5日間の船の旅なのだ。

準備したものは、

ベレンの町で、ハンモック18レアル およそ720円で購入。

船は火曜日発のが良いって聞いていたので、迷わず火曜日に合わせました。何がいいのかよく分からないけど、他の曜日は高いとか・・って聞きました。

私の船は、NELIO CORREA  ハンモック席が150レアル およそ6000円。食事は無しです。


朝ごはん用に、とクラッカーとグアバのジャムと、りんごとバナナを準備しました。水は、3リットルも担いで行ったのに、一滴も飲みませんでした。船にある冷水機の水を頂きましたので。

それから、クッキーやらもちょこっと買ってったよ。



バナナは4日目の朝くらいにヤバそうになっていたので、さっさと食べてしまいました。


はい。

船の旅、はじまりはじまり。


セントロの宿から船乗り場まで、荷物もいっぱいだし、治安がよろしくない辺りだし・・とのことで、贅沢してタクシー乗って行こうかしら!って考えたんだ。

一歩外に出ると、タクシーの客引きの猛攻撃。こんな大荷物でえっちら歩いてたら、誰だってタクシー!!って思うのだろうね。

行き先の船乗り場が書かれたメモを見せると、宿の前の道からだと25レアルと言われた。1000円だね。
げげぇーそんなにするのか・・・

まず第一に、何キロくらい離れているのかが分からない私なのだ。

1000円が高いのかどうなのか?判断する材料は一個もないわ・・・。

「バスで行きます・・・ありがとう」って行こうとすると、20レアルに下がった。

ん?いきなりか・・・でもね、バスに乗ったら2レアルくらいで乗っけてってくれるのだから、やっぱり私、頑張ります。

荷物重いけど・・・頑張って歩いて行きます。ってバス乗り場まで。

ちゃんと、どのバスに乗ればいいのかも教えてもらっているからね。時間もたっぷりあるし。ぼちぼち行きましょ。


3台くらいバスを見送ったかな?混んでるバス。私が乗りたがっているのに気づかず行ってしまったバス。私がぼんやりしてて、止めなかったバス・・・

ようやく乗り込んで、船乗り場のメモを見せて、OKです。

意外と遠かったなぁ。30分くらい乗ってたかな。タクシーの20レアルがどんなもんかはよく分からんけど、そんなにボラレてる感じはしないな。

バスは、船会社の門の前で、降ろしてくれました。




出た!!

私の船。




思っていたのより随分小さい船だ。

ペルーイキトスで乗ってた船の半分くらいの大きさじゃないかい?


さてさて、

この急勾配なタラップを上って乗船なのだ!




急すぎるでしょ。
両手に荷物持って、壊れかけのサンダルは滑りそうでおっかない。
私はこの高さで、すでに足がすくむのだよ・・・

でも、行くしかないのだ!!と一歩ずつ順調に上って行ったのに、最後の最後で力尽きる・・・・


「うわー助けてけろー」 

幸運にも人が居るではないか!! だけど、みんなケラケラ笑っているよ・・・

笑い事ではないのだ!

そうだ、この人たち日本語分からないのだね。私が遊んでいると思っているんじゃなかろうか?

「ポルファボール」 

わたしの知っている、この場面で使えそうなポルトガル語はこれしか無いのだ。

お願いしますーって叫んだら、助けに来てくれたよ。荷物を受け取ってくれて、それでもまだ足が出ないもんだから、腕を引っ張ってもらって、ようやく、船に乗り込んだわ。

ふー 大変だった。




恩人はこのふたり。



そんなこんなで、私が乗船したのが12時過ぎくらいだった。

前の晩から、船に泊まることもできるって言われたけどね・・そんなに早くから乗って、どうすんだよ?!って話だよ。


出航は18時って聞いてたけど、なんだかんだで19時半。

























 荷物を積み込むのに時間がかかるのね・・・

ずっと何かを積み込んでたわ。

コレは、玉ねぎ。






だんだんお客さんも増えてきたけど、大した数じゃないね。6日も居れば同じ階の全員の顔を覚えられそうなくらいだよ。








ベレンの港で太陽を見送って、ようやく船が出た。


日曜日にマナウスに到着するって、チケット売りのおじさんは言ったけど、本当は月曜日に到着するんだって、みんな知っていたよ。知らないのは私だけだったかもね。


長いね・・・


って思うでしょ!


まぁ長いですわなぁ。確かに長いではある。

だからと言って、苦じゃないのが船旅好きのゆえんでしょうか。退屈なんぞはしないのであります。


朝起きて、ご飯を食べるでしょ!


茶色い川を眺めながら、、、優雅だな。




船の食堂の朝ごはんだと、こんな感じ。

2 レアル(80円)だとこれだけ




3 レアル(120円)だと目玉焼きとハムとチーズが付く!!



ご飯を食べたら、床を掃き掃除しましょ。

夜には蛾だかなんだ知らないけど、電灯にいっぱい虫が来て、朝になったら床に死んでいるのだよ・・・
食べかすや、紙くずなんかも普通に落ちているからね。ちゃっちゃっちゃと掃いて、川に捨てる・・・


どうなんでしょう?なんでもかんでも川に投げるてるけど・・・


でも、ゴミ箱もちゃんとあって、紙コップや、空き缶はだいたいゴミ箱に捨ててるみたいだった。



この時点で、まだ8時過ぎたくらいだな。

9時になったら、売店が開くのだ。

この巨大なスピーカーで、1日中音楽を流してくれているのだ。









そしたら、売店で牌を借りて、ゲームが始まる。




サン ルイスの道で見たやつだ!! 見てるとルールは簡単。同じ数をつなげていくだけだ。

UNOみたいな感じ?いや、UNOより単純だと思うな。




パチンパチンとテーブルに叩きつける音だけは威勢がよくて、なんだかおっさんの遊びな感じがする。

わざわざ牌でやってるのも謎な、超単純ゲームだけど、やってると単純すぎて難しい。必勝法が掴めないんですわ。

それに、誰が勝ったのかよく分からん終わり方をする事がちょいちょいあって、細かいルールも分からずやっておりましたとさ。

やりたい人がいっぱいだから、みんなで仲良く順番ばんこでやってました。

夜遅くまで、パチンパチンと牌が響いているよ。




まぁ、そんなこんなしていると、お昼です。

お昼は、船の食堂のご飯を食べます。



8レアルのお弁当。 他に10レアルでビュッフェ形式がありました。内容はほとんど変わらないみたいね。量の問題。



いくよ!!








まぁとにかく、肉です。

肉と豆とスパゲテー・・・味付けもいつも同じ。美味しいとか、不味いとか言う前に、飽きます。

こんなにも毎回、肉、肉、食べさせてくれなくてもいいのにねぇ。

ってなわけで、私は昼だけ、この肉弁当を頂いて、夜はクラッカーやら、クッキーやらを食べたり、食べなかったりで、眠ることにしました。

運動も何もしない船の上で、そんなに食べなくてもいいでしょう・・・と思ってね。お腹もそんなに空かないしよ。











本読んで、お昼寝して、流れる景色を眺めて・・・・


そんだけでも、本当に、1日が過ぎていくのだよ・・・・


これが、同じ1日でいいのか?と心配になってくるけど、  

苦ではないのだ。





川の上にポツン、ポツンと在る家。







彼らの1日もまた、どんな1日なんだろう?

川の上で、生きていくの?どんな人生なのか・・・想像つかんわ。

ここに生まれてたら・・・・って考えて遊んだ。
 
難しかった。




もしかしたら・・・・



船が家だったりする人も、いるのかも知れないね。

そしたら、もちろん、リビングは、オープンエアにするわな。



テレビは無いから、景色を見るのだ。




船の旅、楽しそうでしょ・・・


仲良しもできたしね。





「クラッカーあげる!」ってやって来たんだ。歳は聞かなかったけど、親子くらいの差だね。
 
彼女、ふーあ って名前。

通りかかる度に、私をかまうのね。

頭をもじゃもじゃってしたり、お尻にパンチしたり。いろいろ話をしようとするんだけど、私は言葉が分からないから、こんな小さな人にまで気を使わせてしまっていたみたいだよ。




満月の夜を越えて・・・


サンタレンって町に着いた。


ベレンを出て3日目の夕方だった。大きな町らしく、船を降りる人も多く、また乗ってくる人もたくさんだった。

そこでやって来たのが、コイツらだ!!





なんかカワイかったんだよねぇ、最初はね。

そのうち・・・・私のシャツの中に、エビの殻入れたり、

終いには、死んでる虫入れようとしたりするから、本気で怒ってやったわ。




写真撮って、撮って、攻撃を受けて、こんなポーズのヤツをうんざりするほど撮ったよ。

もうよかろう?まだ撮るか?って。彼らは飽きることをまだ知らないのかも知れない。

ちょっとすると、また撮ってって言うのね。

同じポーズばっかりだからよ、なんか他の無いの?って日本語で言っちゃう私・・・。

彼らもまた、一生懸命なにかを伝えようとしてくるのだけど、私は「分からんよ」と答えるのでした。

そうこうしてると、

コイツは、「ボニート」って単語の意味を理解しているようだ・・・ とちびっ子どもに察知されてしまった。

だから、その後、意味もなく、延々と「ボニートねぇ」と言われ続け、そしてまた、私も「ボニートねぇ」と返事をし続けたのです。

もはや、挨拶です。顔を見ると「ボニートねぇ」   

どこからとも無く聞こえる「ボニートねぇ」

楽しかったです。           

因みに、語尾の「ねぇ」はブラジル人がよくつけてるやつです。


ボニート仲間








船の上のみんなは、やたら優しいのでした。


お菓子や果物をくれる人がいっぱい。わざわざやって来て、スナック菓子を一袋、ほいってくれる人がいたり、ジュースを買ってくれたり、恩人のおじさんは、食堂の朝ごはんをご馳走してくれたりもしたんだよ。

なんと気前がいいことでしょう。

不思議なほどの貰いっぷり・・・・  破れたズボンなどはいて、みすぼらしかったからでしょうか?

夜ご飯を食べない私だから、ホントにお金を持ってないのだと思われたのかも知れません。


言葉が分からないから、聞いても分からないでいたんだけど・・・・



ある日、身振り手振りでようやく分かったのだ。


朝、掃き掃除してくれてありがとう のご褒美を、私はもらっていたみたいだな。

なんだ、そんなことでいろいろあげてたのか・・・。

ブラジル人の心遣い、感激。どうもありがとう。




1週間は長いけどね、そんなこんなで、楽しく過ごしていたのです。






おどりを踊ったりなんかして・・・・




 
さて、

マナウスの町が見え始めたころ、2河川合流点っていうところにぶつかる。この船旅のクライマックスです。

ネグロ川とソリモインス川が出会う場所だ。

コロンビアから、イガホーという浸水林の間をゆっくり流れてきた黒い水と、ペルーのアンデスの雪解け水から来た、泥を含んだ黄土色の水が、
 
混ざり合わないのだ。


じゃーん




比重と流速の違いらしいけど、驚いたね!!


溶け合わないっていうのも、たまには良いのかも知れないな。

私は、わたしだから!!みたいな・・・ 鬱陶しいけど。

オモシロいなぁと思いました。


はい。マナウスに到着です。

月曜日の午前10時半。マナウス時間(マナウスには、ブラジルの中で1時間遅れの時差がうまれるよ。)


最後の船旅が終わりました。



長くなりました。どうもありがとう。