3.27.2012

2泊3日@パイネ

プエルトナタレス 

パタゴニア

ナビマグの船が着いた町。
小さくこじんまりとしているけど、観光客いっぱいの町。

冷たい風が強く吹いてる。
ホント寒い。



旅のお宿は

Hospedaje Estrellita  del  sur

住所 Chorrillos 855

1泊6000ペソ WIFI キッチンフリー シャワー熱々。洗濯 X。
キッチン使用時間が決められてて、それ以外の時間は使えないみたい。
なにかと細かい・・・って合わない人もいるみたいだけど、私は快適に過ごしてます。




さて、
この小さな町。一体なにが待ってるかな~♪

はい。

トレッキング なのだ。

宿で出会った6人の日本人の仲間に入れてもらって、2泊3日のキャンプトレッキングに行ってきました。

ホントはひとりでテント担いで行くつもりだったんだけどね。

思いがけず仲間ができて安心。

みんなでキャンプ道具を借りに行って、みんなでスーパー行って食料を調達して・・・私もいれて7人の大グループ。

 町から2時間くらいバスに乗って、国立公園の入り口まで。
ここで入園料15000ペソを払う。およそ2500円也。



入り口からミニバスに乗って、トレッキングスタート地点まで。バス代2500ペソを払う。

ここから始まり。

やぁ~!!







歩く、歩く。
休み休み。

2時間半くらいでキャンプに到着。

まずはテントをたてる。



それから、
ミラドール(展望台)までトレッキング。

今度は荷物が無いから楽ちんだ。







林の中を歩く。
みんなから少し遅れて歩く。

しんとした空気。

しんとした気持ちになる。


葉っぱの間からお日様がこぼれてる。

やさしい光に目を細める。

いい気持ちになる。





道に根っこ?が寝てる。
どっから来た?




パイネの公園の中には川や小川がたくさんある。



そのまま飲めるよ!って聞いたから、

飲んでみた。

土の味がする。

もちろんお腹はなんともないのだ。



向こうの山の頭は雪かぶってる。

ここら辺はそんなに標高高くないんだ。あの山だって3000メートルもいかないくらいでしょ。

だけど、雪かぶってるんだ。

寒いんだね、ホントに。


遠くの山を眺めながら歩く
その道の木は
少しずつ色づき始めてる。


パタゴニアの短い夏が行こうとしているね。

だから、ぶっ飛ばしてきたんだ。

冬になると、人が居なくなっちゃう町があったり、ツアーが中止になったり、道が通行止めになったり・・・・いろいろあるって聞いたからね。
トレッキングするにも、3月過ぎると寒くて大変だよ って言われるし。

でも間に合って良かった。
寒いのも、まだまだ大丈夫だ。

秋がじわじわ降りてきてるけど

とても気持ちのいい天気。




じゃーん

見えてきた。

ミラドール到着。2時間くらいだったかな?







いぇーい!!































トーレス デル パイネ 3つの岩峰だって。

パイネの象徴だって書いてあった。

荘厳な山の空気に漂い、バチバチ写真撮って、来た道を戻ります。

日が傾くとホント寒い。
冷たい風がびーぶー吹いてる。



晩ご飯はカレーピラフ




1日目お終い。
10時くらいに寝袋入ったけど、ほとんど眠れなかった。
なんでかね・・・



2日目。
今日は30キロ以上歩く予定を立てていたけど、そんなん無理~ってなって、最後のミラドールを明日にまわすことにして、20数キロ歩くことに。
てなわけでゆっくり11時のスタート。




馬でトレッキングコースを行くこともできるみたいだ!!


虹に向かって歩いて行くのだ!!!

良い前兆でしょ!?








太陽と一緒だから、ホント気持ちいい。

一歩、一歩、  

自分のペースで歩きます。


パイネの風景は、

生意気言うけど・・・・

超良い!!最高!!っていう感じじゃなかった。

いつかどこかで見たのと似てる・・・って思ったり。どこか、ぱっとしない・・・・って感じてた。


でもね、それは、パイネがどうのこうのじゃないんだ。

それは、私の心の有り様が映っていたんだよね。

大勢で過ごしていたから、疲れちゃったんだな。
はじめましての人たちの中に飛び込んで、ついて行けなかったみたいだ・・・・残念。

 
 
 
だけど、
 
山の中に居ると癒されるなぁ。
ホント いい所だ。



昨日の寒さが嘘のような夜。

河原の岩に寝転んで、満天の星を眺めてた。

天の川が山から流れてくように見えてる。コレはウユニよりスゴイね!!って。

小さな星がいくつか流れた。

ごーごう流れる川の音。

心はどんどん静かになってく。






最終日 
キャンプサイトから船着場まで、2時間コース

聞いてた船の時間が間違っていたみたいで、到着したのは船が出た後。
おかげで5時間くらいそこで待つことに。









この辺りは数ヶ月前に山火事があって、木が黒こげているのだ。
焚き火とかね、火は点けちゃいけない決まりなのにね。つけちゃったんだって、しかもふざけて。
こんな大事になってしまって・・・・
まだ少し燃えた後のニオイしてた。





ばいばい パイネ。



こういうのは、特別な人と歩くのがいいね。

めちゃめちゃロマンチックな所だと思う。


どうもありがとう


3.25.2012

ナビマグ船の旅

プエルトモンからプエルトナタレスまで3泊4日の船の旅

ビーニャの宿でその船の話を聞いて、私は乗りたい!!って思った。

420ドル・・・それはかなり高いように思われたけれど、私は船の旅がしたかったんだ。

高いけどね、思い切った。

日本に居る頃は、絶対イースター島は行くぞ!!って思ってた。
ペルーに入った頃には、行くつもりだけど・・・・って思うようになって、いつの頃からか、行けたらいいな、・・・多分行けないだろう・・・ってなってって、今は完全に見送ってる。
最初で最後の南米旅行のつもりでいたのに、イースター島はまたの機会に・・・なんて考えてる私が居る。
そう、
イースター島は飛行機高くて諦めたんだ。新婚旅行で行くさねぇ~とか妄想したりして、諦めた。
絶対行く!!って思っていたハズなのに、絶対じゃなかった。
なんでだろう?
私の絶対って・・・・ナニ?

ソレとコレとは全然別の話だけど、イースター島を諦めた思いが、この船旅に駆り立てたような気もする。
この船旅は、イースター島の代わりにはならないし、イースター島に行けていても、きっと船乗りたい!!って思ってただろうけどね。

そんな事を思いながら
港を出たばかりの船の甲板で、冷たい風を浴びながら静かな水面を眺めていた。







それにしても、暇だなぁ~








パタゴニアのレクチャーを受けたり甲板でチェスしてたり、本読んでたり・・・・
なんとなく1日は過ぎてく。



楽しみはご飯だなぁ


朝ごはんはだいたい同じ感じ





昼も夜も豪華だったよ!!
運動もしないのに時間、時間で満腹食べるから空腹を忘れるし・・・
終いにはガンバって食べてた。美味しかったけどね。

そう言えば、10時間前後 外洋に出たんだよね。
大きなうねりに、船は前後左右どんぶら揺られて、このスパゲテイの夕食がほとんど食べられなかった・・・・
食べたい気持ちはあるんだけど、一口入れると気持ち悪くて・・・
完全に船酔いだった。

早々に眠って、朝起きたらまた フィヨルドの景色の中にいた。

凪。

がッつり朝ごはん頂きました。








この船旅フィヨルドを行くんだ。

フィヨルド!!学校で習ったヤツだ。

ホンモノ初めてみるよ。





島々の間を走る船。

瀬戸内海を走ってるみたいだ。



途中人が住んでる島に上陸。
プエルト エデン






1時間くらいのんびり散歩しました。
歩くコースは決められていて、展望台に上ったりして、サクッと終了。

小さくてなにも無さそうな島。ばいばい。




代わり映えもしない風景だけど飽きない海の風景。



鯨が潮吹いてるのが見えた!!・・・・遠すぎる。

コレは、イルカのようである・・・・・・・・遠すぎる。

アシカなんかも居るらしい。


ここからじゃ、なんにも見えないけど、この海の中にはなにかが生きてる。

カワイイのがいっぱいいるんだ。


でも姿見せない。


見せなくてもいいんだ。この中に居るって思いながら海を眺めてる。

そう思いながら眺める海は、一層ロマンチックなんだ。

代わり映えもしない風景。

だけど飽きない。




さあさあ クライマックス

見えてきたぞ~







遠くから見ると、ほんのチョビットだけど・・・・






どんぶら流れてくる氷もデカイなぁ。





氷河 


でっかいなぁ

どうしてここだけ凍っているんですか?

始まりはどの辺からですか?

汚れているのはどうしてですか?


わたしは、この氷のかたまりが不思議でならない。

スゴイ!!って見た目の感動よりは、不思議度の方が爆発してるね。


なんだコレ!?

氷の河 ・・・・


崩落は見られなかっかったけど、

初めての氷河に呆然と見惚れるのであります。



3泊4日の船の旅




どうもありがとう☆