パタゴニア
ナビマグの船が着いた町。
小さくこじんまりとしているけど、観光客いっぱいの町。
冷たい風が強く吹いてる。
ホント寒い。
旅のお宿は
Hospedaje Estrellita del sur
住所 Chorrillos 855
1泊6000ペソ WIFI キッチンフリー シャワー熱々。洗濯 X。
キッチン使用時間が決められてて、それ以外の時間は使えないみたい。
なにかと細かい・・・って合わない人もいるみたいだけど、私は快適に過ごしてます。
さて、
この小さな町。一体なにが待ってるかな~♪
はい。
トレッキング なのだ。
宿で出会った6人の日本人の仲間に入れてもらって、2泊3日のキャンプトレッキングに行ってきました。
ホントはひとりでテント担いで行くつもりだったんだけどね。
思いがけず仲間ができて安心。
みんなでキャンプ道具を借りに行って、みんなでスーパー行って食料を調達して・・・私もいれて7人の大グループ。
町から2時間くらいバスに乗って、国立公園の入り口まで。
ここで入園料15000ペソを払う。およそ2500円也。
入り口からミニバスに乗って、トレッキングスタート地点まで。バス代2500ペソを払う。
ここから始まり。
やぁ~!!
歩く、歩く。
休み休み。
2時間半くらいでキャンプに到着。
まずはテントをたてる。
それから、
ミラドール(展望台)までトレッキング。
今度は荷物が無いから楽ちんだ。
林の中を歩く。
みんなから少し遅れて歩く。
しんとした空気。
しんとした気持ちになる。
葉っぱの間からお日様がこぼれてる。
やさしい光に目を細める。
いい気持ちになる。
道に根っこ?が寝てる。
どっから来た?
パイネの公園の中には川や小川がたくさんある。
そのまま飲めるよ!って聞いたから、
飲んでみた。
土の味がする。
もちろんお腹はなんともないのだ。
向こうの山の頭は雪かぶってる。
ここら辺はそんなに標高高くないんだ。あの山だって3000メートルもいかないくらいでしょ。
だけど、雪かぶってるんだ。
寒いんだね、ホントに。
遠くの山を眺めながら歩く
その道の木は
少しずつ色づき始めてる。
パタゴニアの短い夏が行こうとしているね。
だから、ぶっ飛ばしてきたんだ。
冬になると、人が居なくなっちゃう町があったり、ツアーが中止になったり、道が通行止めになったり・・・・いろいろあるって聞いたからね。
トレッキングするにも、3月過ぎると寒くて大変だよ って言われるし。
でも間に合って良かった。
寒いのも、まだまだ大丈夫だ。
秋がじわじわ降りてきてるけど
とても気持ちのいい天気。
じゃーん
見えてきた。
ミラドール到着。2時間くらいだったかな?
いぇーい!!
トーレス デル パイネ 3つの岩峰だって。
パイネの象徴だって書いてあった。
荘厳な山の空気に漂い、バチバチ写真撮って、来た道を戻ります。
日が傾くとホント寒い。
冷たい風がびーぶー吹いてる。
晩ご飯はカレーピラフ
1日目お終い。
10時くらいに寝袋入ったけど、ほとんど眠れなかった。
なんでかね・・・
2日目。
今日は30キロ以上歩く予定を立てていたけど、そんなん無理~ってなって、最後のミラドールを明日にまわすことにして、20数キロ歩くことに。
てなわけでゆっくり11時のスタート。
馬でトレッキングコースを行くこともできるみたいだ!!
虹に向かって歩いて行くのだ!!!
良い前兆でしょ!?
太陽と一緒だから、ホント気持ちいい。
一歩、一歩、
自分のペースで歩きます。
パイネの風景は、
生意気言うけど・・・・
超良い!!最高!!っていう感じじゃなかった。
いつかどこかで見たのと似てる・・・って思ったり。どこか、ぱっとしない・・・・って感じてた。
でもね、それは、パイネがどうのこうのじゃないんだ。
それは、私の心の有り様が映っていたんだよね。
大勢で過ごしていたから、疲れちゃったんだな。
はじめましての人たちの中に飛び込んで、ついて行けなかったみたいだ・・・・残念。
だけど、
山の中に居ると癒されるなぁ。
ホント いい所だ。
昨日の寒さが嘘のような夜。
河原の岩に寝転んで、満天の星を眺めてた。
天の川が山から流れてくように見えてる。コレはウユニよりスゴイね!!って。
小さな星がいくつか流れた。
ごーごう流れる川の音。
心はどんどん静かになってく。
最終日
キャンプサイトから船着場まで、2時間コース
聞いてた船の時間が間違っていたみたいで、到着したのは船が出た後。
おかげで5時間くらいそこで待つことに。
この辺りは数ヶ月前に山火事があって、木が黒こげているのだ。
焚き火とかね、火は点けちゃいけない決まりなのにね。つけちゃったんだって、しかもふざけて。
こんな大事になってしまって・・・・
まだ少し燃えた後のニオイしてた。
ばいばい パイネ。
こういうのは、特別な人と歩くのがいいね。
めちゃめちゃロマンチックな所だと思う。
どうもありがとう