9.04.2012

コビトの火山@カルタヘナ


カルタヘナへの興味のすべては、この小さな火山にあった。


おーい、おまえは本当に火山なのか?

火山らしいところがまったく見受けられないのだけど・・・ いやいや、形は火山っぽいか!

その前に、山って感じがしないよね。

うーん。独特なのだ。

もしかしたら、コビトの火山かもしれない。



階段をのぼって、てっぺんに辿り着くと、そこには4畳ほどの泥温泉がある。


コレだ!!



この泥温泉、深さが2,800mもあるという。どう見ても、この山より深いのだ。地面を突き抜けて、泥がたまってるってことでしょ?こういう言い方で合ってる?

とにかく、この山っぽこの何倍もの深さに、泥がどろどろしてるってこと。想像してみよう。

よう分からん。どうなってんだろ?

2,800mというハンパない深さがありながらも、私たちは気軽に入泥できるのだ。

なんと素晴らしいことでしょう。


この泥、沈まないのだよ。


ぽわんぽわん浮いてる。

まるで宇宙みたい。まぁ、宇宙の感じ知らんのだけどね・・・

とにかく、ぽわんぽわんなのだよ。

自分の力で、動くのがとっても難しい。こっちに行きたいのに、行けないのだ。人に押してもらうかなんかしないとダメなのね。

体勢を変えるのも、自分の力だけじゃ足りなかったしもする。

時々、立ってみるのだけど、足を抑えてもらわないとうまくいかないのだ。

立ってみると、泥の圧が僅かに感じられる。じんわりと抑えられてるなぁって。決して強い力じゃないんだ。

泥はとろっとろで、とっても滑らかなんだよ。時々粒々も入っているけどね。

手のひらにすくってこぼしてみても、角は立たない。うまくすれば、少しは立つけれど、とろとろすぎて上手くいかない。

とっても楽しい。

成分も効能も分からないけど・・・

スベスベになるに違いないと思い込んでいるわたし。

欲張りすぎて・・・・

大変なことになっておる。



泥が目に入って、痛い、痛い。

助けて~

途中、ホントに痛くて、楽しめない気持ちになっちゃたよ。

でもね、係りの?おじさんがキレイに拭きとってくれて、なんとか復活しました。どうもありがとう。

目を拭く用のタオルを持っていけばよかった。ゴーグルも忘れているのだし・・・大変だったな。

そうそう、係りのおじさん、マッサージとかもしてくれるからね!有料なんだけど、勝手にしてくるからお気をつけて。



ふわぁー いいお泥でした。


名残惜しいのは言うまでもなく、時間が参りましたので。




コチラの川?で体中の泥を落とします。




ここにも係りのおばちゃんが居るのです。キレイに洗ってくれます。有料なのに勝手に洗ってくるからね、お気をつけて。

ちいさな洗面器みたいので水をかけてくれます。

泥は落ちにくいので、助けてもらうといいでしょう。

でもね、私、お金持ってないんだって断りました。何度もそう言っているのに、しつこく水をかけてくるんだよねぇ。

もーー

って、迷惑そうな顔すると、おばちゃんも、もーーって笑う。最後は諦めて、お金要らんよってアドバイスだけくれました。

パンツを脱いでここも洗え とかね!  はいはい。脱ぎませんよ、ははは~


ところが、友だちは、おばちゃんに洗ってもらったとかで、

そのやり方を聞くと・・・

水着をめくられ、胸も鷲掴むようにゴシゴシされて、流れるような動作でパンツを下ろされたってさ。

げげぇーみんなに丸見えなの!と思いきや、さすがにそこは、水の中でとのことでした。



キレイになって、スイカを食べておしまいです。

マッサージやマイカメラ渡して写真撮って!って頼んだりするのは有料です。ガイドさんに聞いたら、ひとつのお願い毎に3,000ペソとのこと。

小さいお金持ってないと、お釣りちょろまかされちゃうからお気をつけて。



気をつけることがいっぱいのコビトの火山だけど、とっても楽しかった。

1度は諦めたカルタヘナだったからね、ホントに嬉しかったです。

どうもありがとう。




コビトの火山、本当の名前は、トゥトゥモ火山っていいます。どうぞよろしく。

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