コロンビアと言えば、麻薬とゲリラとコーヒーでしょ!
他になんかあったっけ?
あ、花だ!!
バラやカーネーションが、日本に大量に輸出されてるんだってさ。これからは、薔薇を貰った時には、コロンビアを思い出しちゃうね。
それから、エメラルドの産地でもあるって。
へぇ~。
天然資源も豊富で、世界各地に輸出されてるんだってさ。
なんかスゴイね!コロンビア。
はい。
私は、コーヒー農園ツアーがあると聞いて、マニサレスにやって来ました。
山って感じだなぁ。
バスターミナル着いたら、いきなりこんなの見えて、ちょっとテンション上がります。
コレに乗ったら、どこに行くんだろうか・・・・・
わたしは、VENECIA っていうコーヒー農園に行きたいんだけど。
どうやって行けばよいのだろうか?
とりあえず、人に聞く。みんな知らないみたいだなぁ~
そうだ! 住所が San Peregrino (サン ペレグリーノ)ってなってたぞい。そこ行きのバスを探そう。
教えてもらったぞい。
AUTOLUJO S.A.って会社から、出てた。2800ペソ。
VENECIA っていうコーヒーのホテルに行きたいんだよー って一生懸命伝えたんだ。
そしたら、バスの会社の人なのか?たまたま居合わせた親切な人なのか?
誰なんだかわからんけど、
VENECIAの電話番号も調べて、ホテルに電話してくれた。因みに電話番号は(57)320 636 5719。
私の為に電話してくれてるおじさん |
日本人が今から行くよーって話してくれてるみたいだ。
バスは20分程走って、ここで降ろされた。
そこへ、バイクのおじさん登場。
「VENECIAへ行くのだ。マニサレスで電話したから、お迎えを待っているのだ!」とお伝えする。
なんとなく伝わっているみたいなんだけどなぁ・・・
「オレのバイクで連れてってやる!乗りな!!」 と言われる・・・
なんでか?待っていると言っているではないか!!
怪しい・・・。
良い人そうに見えるけどね、どうなんだろ?山に入って行って怖い目に合わされちゃうかも・・・・
用心しましょ。それに、巨大なバックパックを担いでバイクで砂利道はキツイんだよ・・・。
おじさん、
「オレは、ポリスだ」
と言ってID見せてきよった。げげぇーこんなん簡単に作れるやつなんじゃないの?
用意周到な強盗かも知れん。ますます怪しい。
このひと。ちょっと怪しいでしょ?
イヤだイヤだと愚図るわたし。VENECIAの電話番号を見せて、と言われても見せない私。
おじさん、自分で調べて電話かけてくれたみたいだ。
そうこうしていると、ホテルの人が迎えに来た。
遅いわ・・・
この、ただの親切なおじさんを疑って、無礼な振る舞いをしてしまったじゃないか。
ホテルの人に聞いたら、近所に住んでるトモダチだってさ。きっとホントに親切なだけだったのだと思います。
どうもすみません。
はい。
旅のお宿はコチラ!!
プールまで付いているよ!!
お部屋はコチラ。
ゆったりで良い感じだね。
だけど、お値段はそれなりだからね!!
1泊 30,000ペソおよそ1350円なり。 ツインでもなんでもドミ扱いでした。
キッチン有り。WIFI 故障中。その代わり、パソコンになんか差し込んでネットOKでした。
タオル、石鹸 朝食付き。 洗濯機無料。
昼、夜、ご飯 10,000ペソで作ってくれます。
「食材買ってきて欲しいのあったら、買ってきてあげる」とも言われましたが、私は作ってもらって食べました。
そして、コーヒー飲み放題。
この機械の説明がてらウエルカム エスプレッソ。
濃ゆ~。超コーヒーの味してる。香りも上等だねぇ。
ここは、山の中のコーヒー農園のホテル。
だから、なーんもないよ。
ゆっくりするだけ。
贅沢な時間。
1年の南米旅行を、振り返ってみたりして・・・
しみじみとした夜を過ごしました。
次の日、コーヒー農場ツアーに参加しました。町からやって来たお客と一緒です。
まずは、お話しを聞きます。
コーヒーの起源やら、歴史について説明していると思われる。
種類のことも説明してるっぽいなぁ・・・
豆が出てきた!!
そして、
「選別するんだよ」 と言われたけれど・・・
なんにも分からないのだ・・・
超寂しい。
英語のガイドがあるって言ってたのに、スペイン語でしか説明しないじゃないか!どうなってんだ?!
選別なんかせんわ。
説明聞いてる間に、このマシーンでクルクル回して、豆を煎っていたみたいだ。
魅惑的な香りである。
ナニ話してんだい?
さっぱり分からないんだよ・・・
食べてみるのかい?
煎りたてのコーヒー豆を ガリガリ。
香ばしくて、癖になりそな味わいだね。最後は、口の中がコーヒーの粉を食べた時みたいな感じになる。
あーなんにも分からない。
私はコーヒーのことについてたくさん知りたかったんだ。とっても興味津々丸だったんだよぉ。
なのに、なんだ?この疎外感。寂しいわ。小学生で、引き算が分からなかった時の気持ちを思い出したよ。
あーあ、言葉が分からないのだから、しようがないね。
英語で話してくれれば、分かるのに・・・みたいな言い方をしたけど、どっちにしろ理解できないのだよ。
残念。
お話しを聞いた後は、畑に行きましょう。
コーヒーの苗を育てているところです。
なんで?頭にコーヒー豆みたいなの乗っかってる訳?
もちろんその理由も分かりません。もしかして、常識的な理由だったりするのかしら?
ガイドさんは、しっかりガイドしているようです。
白い小さなコーヒーの花。
緑の小さなコーヒーの実。
赤く色づいたら収穫の時。
赤い実を割ると、中はふたごっち。
コーヒー豆は、二つでひとつの小さな実だったんだね。
豆のまわりは、薄い皮っていうか、膜っていうか、トロンとした果肉のようなもので覆われている。
食べられるって言うから、食べてみた。
「食べる」っていう感覚ではないね。
舐める・・・吸い取る・・・・
甘みが口に広がりはするけれど、一瞬の出来事だ。
コーヒーって果実なのか?
それにしても、こんな果実を、よくもコーヒーにして飲んだもんだよね!
焙煎するまでに、どんな工程があるのかも分からないままだったけど・・・
そうなの・・・
工場もお休みだったんだよぉーーー
いろいろ説明はしてくれているんだけどね・・・・
この通り、なんにも動いていないもんだから、目で見る理解も得られぬまま・・・
作業着が洗濯して干してある感じから、やっぱ日曜日だからお休みなだけか・・・と思うのであります。
手前の砂場みたいなやつは、コーヒー豆だよ。
どういう状態なのか・・・知りたい・・・。
あーあ。
なにも分からないままだ。
憧れのコーヒーの木と記念撮影。
イエィ!
ツアーを終えて・・・
説明がなんにも分からなかったから、オモシロくなかったです。
いや、オモシロかったんだけどね。せっかくいろんなこと話してくれてるのに、なにも分からないからつまらなかったんだ。
ツアーは完璧だったと思います。問題は、私にある。
何年か前に「おいしいコーヒーの真実」っていう映画を見たんだ。
コーヒーを作っている人たちの現実があまりに過酷で、私たちが気軽に飲んでるコーヒーの値段もバカげてるって思った。
それから、
ブラジルに移住したばかりの日本人の多くは、だまされて、奴隷みたいにコーヒー農場で働いていたっていうし・・・
コーヒーには、なんだか暗いイメージがあったんだ。
だけど、ここは、清々しい山の中で「過酷」などという言葉はとは、およそ無縁な明るいコーヒー農園だった。
コーヒーの真実には迫れなかったけれど、初めてのコーヒー畑には大満足なのだ。
それから、もひとつ。
ここ、アシエンダ ベネシア (Hacienda Venecia) のコーヒー豆は、日本の缶コーヒーにもなっているのだ!!
ね、
よーく見ておくれ。
それだけじゃないよ、
ここのコーヒー 世界遺産なんだってよ!
なんだそれ!?
よく分からんけど、
上等間違いないコーヒーと穏やかな時間。
スタッフのみなさんの、心あたたまるおもてなし。
アシエンダ ベネシア どうもありがとう。
そうそう、あのロープウェイの向こうは、セントロだった。
マニサレスもオモシロかったです。
どうもありがとう。
コロンビアといえば、メデジンカルテルしか知らない、犯罪、麻薬、そんなことしかニュースで流さないから、みんな知らない。こやって、誰かが発信してくれればいいのに、と思う。今、リマの空港から書いてます。
返信削除tanakaさん
返信削除メデジンカルテル・・・・知らない。見逃してしまったんですね、わたし。メデジンカルテル・・・。
コロンビアってホントに怖いイメージばかりだったけど、今の大統領、(名前分からない)が、頑張って、とっても治安がよくなったそうです。犯罪は激減し、治安が回復して、維持されてるって聞きました。
なるほど、良い感じの町でした。そして、見所もいっぱいの国みたいですね。
tanakaさん、今頃はジャングルですかね!!