5.07.2012

本当にお洒落なんです@ブエノス


宿の管理人をしてたユミちゃんは私と同い歳だった。

子どもの頃から変わっていないっていう顔は、歳よりうんと若く見える。

彼女には、いつもご飯を作ってもらってた。

そりゃぁ、少しは手伝うけどね。

私があっちで、なんじゃかんじゃしてるうちに、できたよーって。

嫌な顔もせず、せっせと作って毎日食べさせてくれてた。

おにぎりなんて贅沢の極み

おでん!!
でっかいピーマンに肉詰めて




豆腐は中華街のスーパーで手に入る。味噌で炒めたそぼろがたまらんよ




毎日ご馳走食べてたんだなぁ。

ホントありがたい。


そんなユミちゃんは、カフェが大好きなんだって。

ブエノスのカフェマップを広げて、管理人業の合間にあちこち出かけてたみたい。


その中で、オススメを教えてちょうだい。


で、行ってきました。


私も、おしゃれなカフェでランチしてきました。

なんてったて、ブエノスは「南米のパリ」って呼ばれてるくらいだからね。

ホントにおしゃれーなお店がいっぱい。

ブエノスの中でも、おしゃれ街としてその名を轟かせている パレルモ地区へ。

小汚い格好で、裸足にサンダル履きで・・・・行ってしまいました。すみません。 

ドミの隣のベッドで眠っている女の子と一緒に行くことになりました。仲間ができて楽しいね。

いざ。

コルドバ通りから140番のバスに乗って、パレルモハリウッドまで。

線路を越えたら、降りる準備です。CABRERA通りが近くなったら教えて下さい。って隣のおねえさんにお願いしておきました。

優しい人ばっかりです。ここで降りな、ってちゃんと降ろしてくれます。

カブレラ通りをまっつぐ進んで行くと、

じゃーん


見えた、見えた。  虹がかかっとる。そういうお店なのかしらね?


ARTEMISIA

到着。CABRERA通り3877です。

野菜中心のお店です。


今日の日替わり定食はこちら。

55ペソはだいたい1100円也よ。これは普通に考えたら完全に高いのだ。私には、贅沢なご馳走なんです。

でも、今、南米のパリに居るんだから・・・ 

れっつ わくわくなのだ!!やぁー!!





ユミちゃんに教わった通り、迷わず日替わり定食を注文しました。




まずは、パンとジュースが来たよ。なんのジュースか分からんかったわ。いろんなのが混ざってるジュースです。

お次は・・・




スープだ。
なんだかシャレとるなぁ。野菜たっぷりあったかスープ。

いやぁーかなり美味いよ。



メインデッシュはラザニアでしたっけ?



げげぇー かいわれノットル!!!
かいわれなんて、日本のだとばかり思っていたわ。ここにもおったのね!!お久しぶりです。

豆腐みたいなチーズと、トマトやなすびや、たまねぎなんかが優しく寄り添っておりました。

薄味好みの私にもぴったりの塩梅で、感激の一品です。

美味しいパンで、ソースもきれいに頂いて、まさにパリジェンヌな気分です。


あー もうデザートか・・・。あっという間で寂しいなぁ。

ナニが出るかな!

ユミちゃんは、りんごのタルトにアイスクリームを添えて が出たって言ってた。

添えて っていいよね!! 期待しちゃうなぁ。



で、

来たのがこちら。




おっと!?なにも添えてくれないやつだね。

ミントと、固いクッキーみたいなのがふりかかっているぞ。



アロス コン レチェだ!!私、コレ、好きなやつだ!!

お米を牛乳で炊くんだよね。炊くっていうか、おかゆな感じに。

砂糖を恐怖するほど入れて、とんでもなく甘くするんだけど、どういう訳か美味いんだよね。

でも、コレダメっていう人、意外と多いんだよなぁ。米と牛乳!?って許せないらしい。


ペルー辺りの道端で売っているのとは、同じ名前で呼ぶことも申し訳ないほど、ここのは美味しかった。

なんだか思い出せなかったんだけど、懐かしい味がほわーんと口中に広がってった。

この味知ってる!!って思ったんだけどなぁ。
バニラじゃないし・・・んーなんだっけな?

とにかくタダモノじゃないって味してた。

一緒に食べてた女の子は、甘すぎる・・・かなんか言って残してたけどね。


ご馳走さまです。


味もボリュームも大満足です。至福のひとときでした。


カフェを出て、パレルモソーホーへ向かって散歩。

ハリウッドは、カフェやレストランがたくさんのエリアで、ソーホーの方は、服や雑貨や、なんやかんやのお店が多いんだそうだ。





こういうのが、やたら目に付く。

オリエンタル ブームなんでしょうか?


招き猫もこんだけ並んでると、ちょっと気持ち悪いかも知れない。


歩いているだけで心地よい、ルンルンした気分になる町だ。




洋品店もいちいちシャレてる。

裸足のサンダル履きで入って行くのは、ばかられる店ばかりだったけど、一応、笑顔で迎え入れてくれるよ。



なんでもないシャツが1枚1万円近くするのねぇ。

フムフム。

こういう感じのお店として、日本と変わらない代金だな。デザインも、品質も変わらないんじゃないかな?って思った。

それにしても、高級だこと。
こんなステキな服を、日常的に身に着けて暮らせる人に、私もなりたい。





コチラは、表参道にも出店してるんだってさ。

下着屋さんって感じのお店だった。ワンピースや、シャツやなんかも、たくさん置いてあったけどね。





歩いても、歩いても、終わらない。シャレた店はどこまでも続くのだ。

半日では周り切らんねぇ。

でもオモシロかった。

パレルモでした。

どうもありがとう。












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