こんな話をして、ケガラワシイ と思われたくはないのだけど・・・・
わたしは行ってきたんだ。
ゴールデン
看板も出していないこの店は、人知れず昼をやり過ごし、週末の夜の僅かな時間にのみ、その姿を現すのだ。
金曜夜10時のゴールデン。
黄金の
素晴らしい
最高の
ゴールデン。
受付でIDの提示を求められているようだ。
げげぇ
パスポート持って来てないよ・・・・
でも大丈夫。
名前を言ったら入れてくれた。
いらしゃいませ かなんか言いながら、笑顔のおにいさんがやってきた。
客はまばら。
紫のライトがじんわり、夜の世界へといざなってくれる。
席に案内される。
辺りを見回す。
不馴れなもので、落ち着きませぬ。
笑い声や奇声が飛び交う。
まだナニも始まってはいないのに、大変盛り上がっております。
おおっ! おばちゃんも居るわ。ピザ食べとる。
とりあえずビール飲んで。
落ち着いて・・・
ピザは無料で振舞われる。無くなったら、また持ってきてくれる。食べたいだけ食べられる。
ふわっふわのパンみたいな生地だった。
美味しいけど、夜中にこんなの食べまくる気持ちにはなれない。
手持無沙汰である。
いつ始まるのかしら?
DJが煽る。
いよいよ始まるような雰囲気を醸しだす。
身を乗り出して、ステージを見つめる。
どこから現れるのかも分からないのだから、念のために辺りも見回してみる。
まんまとかわされる。
ノリノリの音楽が、少しおとなしくなる。
11時を過ぎた頃、現れたのが彼だ。
男性ストリップショーのはじまりです。
まだ、パンツは脱ぎませんよ。
ご心配なく。
踊りながら客席をまわる彼。
わたしのところにも来た。
勝手が分からないものだから、ぽかんとしてしまう。
おばぁさんの所にも。
満更でもないご様子で。
慣れたおねえさんたちは、楽しそうだ。
前座の彼のことは、写真を撮ってもOKだった。
この後のショーから写真NGになる。
時々、写真を撮ろうとしている人がいたけれど、係りの人がちゃんと目を光らせていて、緑色のビームを当てられていた。
てなわけで、
こっから先の写真は有りません。
ちゃんと服を着ていて、撮っても問題ない場面でも、写真NGでした。
彼らは、最早アイドルなのです。
私から見たら、見知らぬストリッパーだけど、毎週通い詰めているような熱狂的なファンがそれぞれについているようでした。
アイドルストリッパーは全部で5人。みんなマッチョです。
係の人が、観客の女の子たちに適当に声をかけて、その小芝居の相手役としてステージに送り出す。
本気で嫌がって断る女の子もいれば、ノリノリで出てきたおばぁちゃんもおった。
あるおばぁは、ハッスルしてソファに仰向けになってV字に足を上げた。
ステージの下に控えている男の子たちが一斉に手を差し伸べた。
ひっくり返ったって思われちゃったみたいだけど、おばぁは、ノリノリなだけだった。
そんな小芝居が終わったあとは・・・・
写真など撮ってはいけないシーンです。ましてや、ネットにUPなど不可能です。
ショーの合間には、
客席の女性たちがステージに上がり、なにかのコンテストのようなものがあったり、
セクシーなダンスで競うような催しがありました。
拍手の大きさで決められる人気投票で、1番になった人には、プレゼントがあります。
アイドルとの絡みと、ちょっとした紙袋の景品です。
趣旨がまったく分からないもので、ちっともオモシロくありません。
会場はとても盛り上がっております。
おばぁがセクシーダンスで競っていた時などは、スタンディングオベーションです。
歓声と注目を浴びたおばぁは、キラキラと輝いていました。
肥大した腹をチラチラ見せられた時には、失笑してしまいましたが、おばぁになってもこんな風に
楽しめる私でありたい、と強く思ったのであります。
女性たちのコンテストの他に、ここのストリッパーではない若い男の子2人と、なんだか分からない3人の男性のコンテストもありました。
インタビューがあって、ちょっと踊ってアピールします。
ナニが行われているのか?皆目見当がつきません。
これらの催しの後は、またアイドルストリッパーのショーです。
舞台の上に吊るされた、チョロチョロ流れるシャワーを浴びてみたり、
溶接工の設定で、バチバチとホントに火花を飛ばして作業して見せたり。
いろんなシチュエーションで私たちを楽しませてくれます。
小芝居の最後は、あるいは小芝居の最中からも、素っ裸になって見せます。そんで、素っ裸で舞台をおりていきます。
丸出しです。丸見えです。
午前2時 全てのショーが終わりました。
ケガラワシイ と思われたくは無いのだけど・・・・
わたしは行ってきたのだ。
週末の夜にだけ花ひらく
大人の社会見学でした。
どうもありがとう。
黄金のフィッツロイを逃したあとは、ゴールデンで”黄金のフィッツロイ”ですね、楽しんでますね。リサーチご苦労様でした。どうせなら、ステージで踊って欲しかったなぁ。本当にうらやましい旅です。普通の生活を送ってたら、体験できないでしょ。地球の裏まで行って、何でも体験して、吸収して、うらやましい。もう、楽しみで、”次は何?”みたいに更新待ってます。
返信削除職場のデスクでこの記事を読んでいる私には、まったく異次元です。今年もアマゾンで、リフレッシュしなければ。
tanaka さん
返信削除ゴールデンで黄金のフィッツロイとは、さすが!うまいこと言いますね!!
まさに黄金のフィッツロイでした。楽しませていただきました。
ステージに誘われたらどうしよう!!!って期待まじりで居りましたが、全く相手にされませんでした。
行きたい!!とか言えば選んでもらえたのかも知れませんが、なんとなく常連さんから選ばれているような感じを受けました。
ステージに上がった女の子たちがいやに小慣れているのです。
いろんな体験ができて、幸せです。本当にありがたいことです。
tanakaさんももうすぐアマゾンですよね!!
毎年アマゾンに行けるっていうのも、ステキですね。
いつも応援して下さってありがとうございます。
そんなに言ってもらって感激です。
いや~、ありがてぇありがてぇ。婆は、この記事を冥土の土産にするだよ。
返信削除コラムネタにしようかとあれこれ情報検索してはふむふむ唸ってるんですが、アレはそんなにオオモノでしたか?あるいは、チラっと見えたら即ライトが落ちてわからなかったとか、もしくは何かつけてるっぽいとか・・・。踊ってる最中もお勃ちあそばされているというのは本当でしょうか。
GOLDENのWEBを見つけたんですが、その中にyoutubeへのリンクもあったけど、単なる踊り子さんのインタビュー動画で、肝心のショーのさわりもないんだなぁ。
あ、それと何ペソでした??
返信削除みゆきさん
返信削除ネット断ちの中見て下さって、どうもありがとう。
清純派の私のブログの中で、オオモノだとか、お勃ちあそばされているとか・・・いう単語が並ぶのは耐え難いことですが、お答えしましょう。特別ですよ!!
はい。
オオモノでした。立派でしたよ。
最初はチラっと見せる感じでした。あるいは、ほとんど見えないと言う方が近い感じです。
訳の分からんコンテストの後、第2部みたいな感じで始まるのですが、そっからは、バンバン見せます。
あるいは、人によって惜しみなく見せているとか、チラ見せに止めているとか、って感じだったかも知れません。記憶が薄れています。
それから・・・
パンツをはいている時点で、顔を覗かせておりました。
紐で結んでいるようなパンツをおはきになっているようで、バスタオルで隠しながら、スルっとパンツを脱ぎ捨てるのです。
その後、バスタオルを取り去ったり、そのまま舞台を降りたり、だったと思います。
踊っている最中も、なにも、ずっとお勃たちあそばされているというのは、ホントウです。
なにかつけているって言うのは、わたしにはよく分かりませんでした。
でも、一緒に行った女の子の話しでは、ナニも付けていない、ホンモノとしか思えない人と、
なんっていうか、ゴムのようなものが巻いてあるように見えた人もいたとか。
そのゴムの先もニセモノみたいには見えないから、もしかしたら、血流を止める為のゴムかもしれないわねぇ、という見解です。
おひねりを差し込むなんてことも無かったし、舞台に上がったおばさんが、チップを渡したんだけど、踊り子さんはすぐに返していましたよ。
チケット屋さんで買って50ペソでした。
それから、店で頼んだ小さいビンビールが15ペソでした。
以上です。
おぉぉぉ!臨場感あふれる報告、ありがとうございます。これで大人の階段を一歩上ったのですね、ふふふ。大人の怪談か?
返信削除ってことは、タレントオーディションの段階で、オオモノな方をお選びあそばされているということなのでしょうかね。
それにしても50ペソは安い。日本にもないものかとググってみたところ、あるにはあるんですが、期間限定公演(毎週末とかじゃなくて、某月某日から3日間公演みたいな)で、GOLDENみたいではないんですなぁ。で、そこのは舞台のyoutubeもあったんですが、どうにも日本人のストリップっちゅーのは、生々しくて、妙に恥ずかしくなるのでした。いや、もちろん肝心なとこは動画には映ってないんですけどね。
しかしおひねり返金とは、善良な商売ですなぁ。
清純派のブログなのに(え?)、この記事に執着して、誠に申し訳ござりませぬ。
返信削除>パンツをはいている時点で、顔を覗かせておりました。
そ、そ、それはですよ、パンツは前座の彼のようなブリーフ系ではなくて、紐で結んだトランクス系ってことですかね。で、そこからナマモノ(←おいっ!もっといい表現はないのんか!<自分)が顔をのぞかせていたってことですか??布の中で存在を主張してた(いわゆる”もっこり”)ってわけではなくて?
うむむむ・・・返す返すも残念だ・・・。私も大人の階段を上りたかった・・・。
ちなみに女子ストリップを見た時のコラムどす。旅で暇をこじらせた時などにどうぞ。
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20101112140100.html
彼らも大変だろうな、ショーの前に薬を飲んでいるのでしょう。(バイアグラみたいなもの、、。)強制的に”元気”を出しているんでしょう。それじゃ、毎日なんて無理、週末だけならOKだね。
返信削除みゆきさん
返信削除清純派のわたしのブログをこんなにも、フシダラにして頂いて、お礼の言葉もありません。
さて、なにからお話ししましょう・・・・
踊り子さんのパンツは紐で結んだトランクスみたいのではありませんでした。
ボクサーパンツって感じでしょうか。
ブリーフの人もいたかも知れませんし、いろんなパンツがあったかも知れません。
基本的に、すぐ脱ぐって感じだったと思います。
それから、みんながみんな覗かせていたかどうかも定かではありません。
印象的だったのが、ただもっこりしているという状態ではなく、完全に顔を出していたんですよ。
それは、まぁ・・なんていうか、 どんだけ?!って思うようなものだったので、記憶に残った、ということでしょう。
それから、ズボンも両サイドがはがれるようになっていて、いちいち足を出して脱ぐということは一切なくて、踊りながら、一瞬でぴよーんと投げ捨てられるという風でした。
ただ裸になって見せる・・・というのではなくて、ショーとしてホントに楽しめるものだったと思います。
おかげさまで、私も大人の階段、一歩上ることができました。
ありがとうございます。
女子ストリップコラムも拝見したいと思います。
あなた様のコラムは、もうすでに拝見させていただいております。
ブエノスでは、ほとんどお話しすることもありませんでしたが、またお会いさせて頂きたいと感じさせていただきます。
どうぞよろしく
tanakaさん
返信削除いやーホントに大変なんでしょうね。
どうやっているのか、私には見当もつきませんよ。
笑顔をふりまいて、辛い顔なんて見せませんからねぇ。
天晴れです。