7.28.2012

楽園かも知れない@ジュリコアコアラ


クスコのお宿で、同い歳のおっさんと出会った。
クリスマス前の2週間ほど、一緒に観光したり、ダラダラしたり・・・

他にもたくさん仲間が居て、楽しく過ごしていたんだよ。

その間に、彼は胃腸炎だかなんだか、ウイルスにやられて、熱出して寝込んでいたりもしたっけね。



半年ぶりにでもなるだろうか?

そのおっさんとブエノスのお宿で再会。


そんで、


「レンソイスへ行くなら、グレートジャーニーっていうのがあるらしいよ!」って教えてもらったのだ。


なんですか?それは!?

グレイト!!  なんか良いよね。グレイト、グレイト・・・



ジュリコアコアラから、真っ白な砂浜の波打ち際を走っていくんだって。ロンプラとかには載ってて、欧米人には人気らしいけど・・・ って話。


彼は、その道を行っていないから「詳しいことは分からないけど・・・刻んで行くみたいだよ」とのことだった。


興味津々なり。 フムフム。  とりあえず、ジュリコアコアラって町まで行けばいいのね!!

すっかりその気になってしまったわたし。 





3ヶ月の時を経て、ようやくその時を迎えたのだ。






ジュリコアコアラは、グレートジャーニーの起点になる町なだけでしょ、素通りしてもいいくらいだな、って考えていたんだよ、初めはよ。

ところがどっこいだったよ!



まずは、旅のお宿を紹介します。

コチラ!!


Camping Jeri

住所不明。バス降りた時にやって来た客引きのおっちゃんについて行ったお宿。


シングルルーム 30レアル。ツイン50レアル。ハンモック10レアル。マイテントひとり10レアル。

キッチン、洗濯場 有り。水シャワー。   WIFI無し。


最初、シングルの部屋を見せられた。

簡素ではあるけれど清潔そうだし、トイレとシャワーも付いている。でも、なんか嫌だ・・・

これで30レアル?WIFIも朝ごはんも無いのに・・・ 

マケておくれ。 そう言うと、

「WIFIだの朝ご飯だの付くホテルはね、100レアルくらいはするのだよ!!」  とおっちゃん。

うそだー それはちょっと言い過ぎでしょ。と私は思いますけど、リゾートだし、60や70はするだろうね。

うーん。 30レアル およそ1200円です。高いんだか、安いんだか・・・ホントに分からなくなってくるのだよ。

他所を探しても、似たようなもんだろうし、むしろ、本当に安いような気がする。 うーん。

迷っていると、おっちゃん・・・

「ハンモックをあなたに貸してあげよう!!それなら10レアルだから、安いでしょ!」  ときた。

ほー 。そういう手があったんですか!!少し迷ったけれど、ハンモックにしました。 イエイ!!




荷物はどうする?雨は降らない?ってなにかと心配するわたし。


おっちゃん、「雨は降らない。僕を信じて~」 って。

荷物は、「あそこの部屋に置かしてもらうようにしよう」 って。


テントもいっぱい。主にブラジル人観光客だった。

夜はこんな感じ



なのに・・・その夜、ポツポツきて、朝方、5時くらいに土砂降りだった。

げげぇー。 僕を信じたんだよぉ!


テントで眠っているおっちゃんも起きてきて、軒下に避難するのをちゃんと手伝ってくれて、ゴメン、ゴメンって謝ってたわ。

この辺は雨の降らない地域だそうで、あんなに降るのは特別だねぇ~って言ってた。

荷物は、ハンモックの脇に台を置いてもらって、そこに置いておくことにした。

私の心配ごとなど、大したことではなかったわ。





もはや、ここでまったり過ごしているだけで、ご機嫌なのだ。










サルバドールで買った、カポエイラの時の楽器、ビリンバウを練習してみたり・・・

そしたら、先生がおったりして、新しいリズムを教えてもらったりもしたよ。意外と難しいのだ。





夜になったら、旅仲間たちとワイワイやって、


さらに深夜になったら、ビーチへ繰り出して・・・・









踊ったりなんかして・・・


仲間があるから、めっちゃ楽しいわー。



ジュリコアコアラ、眠らない町だっちゃ。

私は、クタクタになって2時や3時には、宿に戻るのだけど、ビーチパーテーは、夜が明けるまでノリノリらしいよ。


帰り道は、夜中とは思えないほどの賑わいだしね。


小さな町のそこかしこが、キラキラしとるわ。




もしかしたら・・・・


ここは、楽園かも知れない、と思ったのです。









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