12.18.2011

アンデスの力



クスコから、バスに乗って、チンチェーロまで。2.5ソル

そこからタクシーでモライとマラスを巡ってチンチェーロまで。75ソル。

日本人3人で観光して来ました。

バスで、マラスまで行っていれば、一人10ソルくらいは節約できたんじゃないかな?って思うけど、

 よく調べて行かなかったもので、こんな感じになりました。



さて、
そこにナニがあったか って言うと・・・・・





じゃーん

なんでしょう?

なんかの競技場みたい?



さーて、なにかねぇ~



そうです。これは、

農業試験場 なのです。

深さは100メートルくらいって言ってたかな?

段々に野菜やなんかを植えて、品種改良してたそうな。

下の段ほど気温は高く、上の方は寒いんだって。
実際下りてみたけど、温度差なんて感じなかったけどね。

だから、下で作った野菜の種を上の畑に植えて、寒さに強い種を作ったり、逆に、暖かい所でも育ちやすい種を作ってみたり・・・・
どの気温にあってるか?って観察したりしてたんじゃないか?!
っていう農業試験場説が有力のようです。



段々には石の階段が付いてる。だいたいは、150センチくらいの高さだったけど、私の背を越す高い段もありました。

用水路か排水路か? こんなのがあるから、畑だったんじゃないか!ってことらしい。


とにかくデカイ。 丸い形だし、畑とは思えない雰囲気だったな。



アンデス人スゴイね!!インカ文明 そこまでやるか! って感動しちゃうわ。


今私たちが、当たり前みたいに食べている野菜たちは、アンデスのみなさんのおかげなんだってさ。最初は小さくて、食べるところもちょっとだけだったりしてたのを改良して、今の味やかたちになってるんだって。
世界に広めたのは、スペインらしいけどね。


ペルーはジャガイモ、とうもろこし、トマトやら、なんやらかんやら、たくさんの野菜たちが生まれた国なんだって。

原産国だから、ジャガイモなんて、数百種類もあるらしいよ。

とうもろこしだって、ホラ、コレ!!


















真っ黒。 黒いとうもろこしがあるなんて、夢にも思ってなかったよね。
コレは、ジュースにする用のとうもろこし。


 それから、白いのもある。
コレは、エクアドルの市場での写真なんだけど、実をほぐしてから売るのが当たり前。




 


街角の屋台では茹でたとうもろこしをよく見かける。

味は淡白で、甘みも足りない・・・日本のが美味いなぁ~って思う。





話戻りましょうねぇ。


クスコから、1時間ほど山道を走ったところにあるモライの農業試験場でした。


さて、お次は、


マラスの塩田。

こちらは今、雨季に入っているので、塩の製造はされていなかった。

だから、塩田、茶色かったけどね。

初めての塩田だもんで、とっても興味深いでした。


谷を埋め尽くす塩田。
走るタクシーの窓から見えた瞬間、ハッとするほど美しく見えた。


ここは山でしょ、だから普通岩塩ってなるんじゃないかな?って考えたんだけどね。

なんでかねぇ・・・・
塩水が流れて来るわけ。

 
 
 


コレをなめると、ホンモノ塩水。海?って思っちゃった。
大昔、海だった所が隆起して・・・・とか聞いたけど、それにしても、どうしてこんな塩水流れて来るのか謎だな~
誰か知ってるのかな?
この塩水はどこから、どうして、やってきてるのか?って解明されてるのかね?

気になるなぁ、知りたいなぁ・・・

って、「歩き方」見たら、近くの温泉が塩分高いから・・・って出てた。






塩の結晶と塩の山ありました。



そして、ちょっぴり雨が降りました。雨季だからね。



最後はチンチェーロの遺跡。




 この遺跡については、なんにも分からないのだ。
山に囲まれて緑が心地よく、いい所だな~という感想しかありません。

一体、なんの跡だったんでしょう?
そのことは大して気にならないくらい、町そのものがかわいくて気持ちの良い場所でした。

のどかな町並みを散歩して帰りました。



 
 
 
 
 
 
 
 







久しぶりに観光を満喫した1日でした。
どうもありがとう





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