5.11.2012

ウルグアイ


ブエノスの対岸にはウルグアイがある。

船に乗って、簡単に行けるのだ。でも値が張ります。簡単とは言い切れません。

往復で334ペソおよそ6680円なり。片道3時間の船の料金です。

これが、1時間で到着する高速船だと、もっと高くなるのですよ。怖いですね。

でも、朗報が。噂ですけど・・・早割りで安く買えるとのこと。

噂ですけど・・・。

BUQUEBUSのサイトから購入できます。



はい。



なんにも無いよ・・・って言われてばかりのウルグアイ。

日帰りで行く人も多いようです。

日帰りで帰って来て、「まぁ行かなくてもいいかな・・・・」などと呟く人も。

私は、3日間で行くことにしました。旅仲間と一緒です。

いざ!




港で、アルゼンチンの出国とウルグアイの入国の手続きが同時にできる。

ポン、ポンとハンコもらってお終い。かんたんだ。





ブエノスの町が小さくなっていく。

ブエノスに着いた日は、夜になっても半袖でいられるくらい暑かったのに、数日前から急に寒くなった。ダウンを羽織るほど。


空はどんより・・・




そのうちに、青空が見えてきた。いい感じ。





ウルグアイが見えた!!ブエノスとは、全然違うなぁ。

あ、でも、ここ首都じゃないんだった。


コロニア デル サクラメント って言う町。


まずは、宿探し。

インフォメーションで尋ねてみました。

ご親切に、宿に電話して、空いているかも聞いてくれました。


1泊15USドル・・・・・


げげぇー

高いだろ、ソレ!!!

でも、コレが、ウルグアイの安宿の相場なんだよ。


旅のお宿はこちら。

SUR HOSTEL

場所は分かりません。



なかなか洒落ているでしょ。



朝ご飯も付くよ。


ステキなお宿だね~


だけど、ひとつある。


このお宿、恐ろしいことに・・・・・・




金曜と土曜日は、週末割り増しで20ドルになっちゃうんだって!!


気をつけましょ。


さてさて、

滞在時間がいくらも無いいもんだから、さっさと町に出ます。


そこら辺歩くだけで、心地よい町だ。



コロニアには、

実は世界遺産がある。

町並みが世界遺産なのだ。

植民地時代の古い町並み。

てなわけで、旧市街へ向かいます。



灯台発見


とりあえず、上ってみる。




ホントに小さな町なんだなぁ ってことが丸見え。























かわいいカフェ発見。なんにも注文しないけど・・・・

かわいいから、中を見せてもらう。


なんで?無印良品なんだろう?
















カラフルでかわいいね。

奥に入ると、ニッポンだった。

ここの人の趣味分からんね。





お土産やさんや、かわいいカフェがあるくらい。

古い町並み・・・


ほんとだ!

なんにも無い。




夕陽が美しいっていうのが、見所だというコロニア。

今は秋なので、6時前には夕焼け空だった。


私は、晩ご飯に、とチビートスを購入。

コレはウルグアイ独自のハンバーガーなのだ。


牛肉とベーコンと目玉焼きがチビートスの組み合わせなのだ。

けれど・・・・

チビートスと言う名以外に、ハンバーガとの違いは無いんじゃないか?


普通のハンバーガーの倍くらいの値段を請求される。このお店で500円くらいだった。

そんでまた、これを作るのにやたらめったら時間がかかった。

予想外の時間を待たされているうちに、空が赤く燃えているではないか・・・

早く~ って言っても、そ知らぬ顔で悠々とお作りになる青年。

急いで夕陽スポットへ向かうも、



もう遅かった。

残念。




宿に戻って晩ご飯。

旅仲間は自炊派。

マテ茶を飲みながら料理を見守る。


チビートスと言う名のタダのハンバーガーと彼女に頂いた美味しいスープが晩ご飯。




暖炉の前で寛いで、久しぶりにのんびり本を読む。

お客はたくさん居るけど静かな夜だ。

ゆっくりと更けていく。



次の日

モンテビデオへ向かう。



2時間半で到着



モンテビデオ!





市バスでセントロへ向かう。

インフォメーションで安宿を聞いて、行ってみると、

フル と言われる。

2件目も満室・・・

今日から4連休なのだ。土日とメイデイの間の月曜日も休みにしちゃってるから、連休明けまでフルだよ だって。

げげぇーー

どうするべきか?

聞いてた最後のお宿へ望みを託す。


名前も忘れちゃってるけど、ユースホテルだった。

会員証を持ってると15ドル。

私は持っていないので18ドルだった。


広々としてステキなお宿。

だけど、シャワーがダメだったね。

お湯はチョロチョロだし、3つ並んだシャワーの壁が磨りガラスで透け透け。セクシー過ぎるわ。



こちらも朝ごはんが付く。


モンテビデオの町

やっぱなんにも無い。



イマドキ馬車が走っとるわ。





室外機つけ過ぎのビルが、なんだかウルグアイらしいねぇ なんて思うくらい。

どこがウルグアイらしいのかも謎だけどねぇ。

とりあえず散歩をする。

当然、当てなどないのだ。



なんか、門があるけど、どういう門なのか分からない。

この先には、お洒落洋品店やお土産の露店が並んでいる。



海に出た。




ブエノスから渡ってきた湾は、海だと思っていたけど、河なんだって。

だからこれも、河。

コロニアで見た夕陽も、河。

海に続いているけどね、河なんだって。


市場があるって聞いてたから行ってみた。



市場じゃないじゃん?

お土産屋さんとレストランが集合してる市場?だった。

海辺(河辺)だからと言っても魚は一切見当たらない。

当然のことのように肉を焼いている。

超美味しそうだったけど、朝ごはんをめいいっぱい食べたばかりだったから、見るだけ。


八百屋の売り方、なんかカワイイ。





プラプラ散歩していても、目新しいものもないねぇ。

ウルグアイとアルゼンチンはそっくりだ。




そうこうしていると、雨が降り出した。

なんてこったい。って思いながらも、サッカースタジアムへ行ってみる。


第1回のサッカーワールドカップが開催されたスタジアムなんだって!!

1930年に13チームでスタートしたんだって。

なんと、

優勝したのはウルグアイだってさ。

大会するよーってお知らせしてるのに、誰も参加しようとしなかったんだって。

ヨーロッパからは遠すぎるし、行かないよ って言われてたのを、来てよ、来てよ、って声かけて

やっとこさの13カ国。


今はもう、当時の面影などない立派なスタジアムです。

博物館とスタジアム見学ができるのだけど、今日は試合があるから、とかで、見学ならず。

それ以前に、コロニアへ向かうバスの時間が迫っていて、とても見学している時間はなかったんだけどね。

最初のワールドカップがここだったんだね!ってことで行ってみたんです。



雨の中、バスターミナルへ急ぎます。




コロニアに着いても、しとしと雨。


世界遺産の町並みの入り口には門があるっていうのを後になって知ったもんだから、

もう一度、行ってみました。








はい。

門がありました。



午後7時30分。

ブエノス行きの船 出航。

コチラも、出国と入国のスタンプを同時に押してもらいます。

イミグレのおねえさんが、私のパスポート写真見て「デイファレンテーーー(違うー)」って叫びました。

笑ってたから良かったけど、本気で疑われたら大変です。





今度は、普通のハンバーガー(チョリソー)を買って、船に乗りました。

こんなにいろいろ入って、チビートスの半額くらいだから、絶対こっちの方がいいな。





船はなにげに豪華なんです。

名も知らぬシンガーが熱唱していました。


午後10時 ブエノス到着。




3日じゃ足りなかったな。

なんにも無い、と言われてばかりのウルグアイだけど、いい所だった。

私は好きです。

確かに見所もナニも無いとは思ったけど、そんなこと大した問題じゃないんだ。

のんびり町を散歩する。

のんびりカフェで過ごす。

そんな時間が心地よい国なんだと思う。

ちっとも退屈なんてしなかったよ。

いつも、のんびりしている私だからかな?

どうもありがとう。
































0 件のコメント:

コメントを投稿